キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

待合室が大臣病患者で溢れる

2014-02-28 16:01:02 | Weblog

与党特に自民党議員連中の持病である『大臣病』の症状が目立つようだ。野党では3年4ヶ月も冷や飯を食った。第2次安倍内閣も1年2ヶ月、合わせると4年半も経過したので痺れを切らしている、不満が募っているので改造・党役員人事を6,7月行うと首相が明言した。衆院当選5回以上が『閣僚適齢期』だそうだ、それに該当者が43人もいる。ただ当選回数で決めるなら簡単でいいのだが、事はそう容易には運ばない。閣僚として適任か、その任に堪え得る力量があるか、この辺をしっかり確認して任命しないと内閣の命運にも関わる。過去を遡って見ると田中真紀子は村山内閣では1年生議員なのに科学技術庁長官になった。自民党小泉内閣では、止せばいいのに外相に任命した。これが間違いの始まり、慣れて持ち前の地金が出てしまった。外務にズブの素人にも拘らず官僚と対立、外務省内を機能不全にした為、更迭された。オツムに来た真紀子は総理が後ろからスカートの裾を踏んだと捨てゼリフ。また北朝鮮の金正夫が偽造パスポートで不法入国、成田空港で入管が拘束したが、真紀子は慌てふためいて、ANAの747-400を特別機にして北京までお送りした事もあった。民主党にくら替えして野田内閣では文科相になったが3大学の新規開校の不認可を示唆、平穏なところに騒動を起こした。亭主の直紀も野田内閣の防衛相になったが予算委での答弁も軍事知識が皆無だったので、儘ならず野田が助け舟を出す御粗末振りだった。任期中に『舌禍』により大臣を辞任は菅内閣の法務・柳田稔、防災・松本竜、野田内閣では経産相・鉢呂などが辞職している。知識はあってもスキャンダルを起こすのから、脛に持つ疵を大臣就任と同時に暴かれたのが田中慶秋・法務相、10月1日就任したが登庁しないで病院に逃げ込み10月23日辞任した。このように当選回数だけでは総理、内閣が大火傷をしかねない。大臣病患者の救済もしないと反党行為に出る輩もいる。頭を悩ますのが閣僚人事だ。余程身体検査をしないと危険だ。連立を組む公明党の山口も同病のようだ。またもや「公明党は下駄の鼻緒。鼻緒が切れたら、下駄で歩けなくなる」と『下駄の雪』が集団的自衛権の行使容認の憲法解釈にイチャモンを付けている。鼻緒が切れたら挿げ替えれば済むだろう。閣僚に取り込んだ途端にお静かになるだろう。安倍も隣の中国、韓国の反日強硬姿勢など”内憂外患”頭が痛い。