キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

仁義なき闘い

2014-06-06 18:22:31 | Weblog

木に竹を接いだ橋下一家と石原一家の合併は端から無理があった。年の差離婚と言えば、ソレに近い。みんなの党のアジェンダ渡辺を踏みにじって飛び出した『結いの党』江田憲司との合流を急ぐ橋下が石原一家を体よく追っ払って、『日本維新の会』が割れた。橋下一家が37人、衆院31人(地方区11人、比例20人、参院6人(地方区2人、比例区4人)一方の石原一家は23人、衆院20人(地方区3人、比例17人)参院3人比例。無所属を決めた衆院2人も比例だ。合計62人中比例当選が46人だから74%だ。選挙中はコメツキバッタよろしく頭を下げ、握手をしまくって、やっと当選した地方区議員の苦労からすれば、比例当選の連中は気楽なものだ。トコロテン式に当選する。その比例当選の議員が離党するのは選挙公約違反であって、国民に対して詐欺行為ではないか。ざっと顔触れ見れば比例だから当選できた連中だと納得できる。小党を離合集散させて政治面の話題を提供している『結いの党』江田が密かに狙うのは小党を束ね、チャッカリ”お山の大将”になる、夢想には程遠い。安倍安定政権が続く現在、解散総選挙はないが、次の選挙が厳しい面々、どの党が有利かと鼻を利かせてアッチに付いたり、コッチに付いたり、野党再編の大義名分の陣取りゲームが展開される。主を失い、仲間割れした『みんなの党』が草刈場にならぬか。写真はドクダミの群生、下はヤマボウシ。