庭師の渡辺が邪魔な枝を剪定しようとした所、枝(江田)が跳ね返ったので渡辺は大ケガをしてしまった。お陰でみんなの党は割れ、渡辺アジェンダの影が薄くなって見えない。その江田の余震は日本維新の会(何とオオゲサナ名よ)に及びこの度メデタク分割した。お陰で民主党は辛うじて野党第一党を維持しているが、結党以来の『寄せ鍋のごった煮党』が内紛の煙が立ち始めている。民主党もエダが付く海江田代表が1年前「目に見える成果がなければ代表を辞任する」と述べた。1年近くなるが、相変わらず不人気が続き、党勢は一向に回復しない。各社の世論調査では民主党支持率4.5%程度で共産党と大差ない。これじゃ、もう一度政権を執るのは”夢のまた夢”だ。海江田経産相の時、総理カンカラに無視されて、予算委員会で悔し涙を流し、掌に『忍』の字を書いて挙手した事もあった。折角党代表になれたのに1年程度では辞められぬ、利用されている旧社会党G15人、大畠G15人、旧民主党G15人、菅G10人の各グループに担がれ、代表の座を死守し、続投したいようだ。海江田代表の退陣と民主党を割っても構わぬと公言した前原誠司、『海江田下ろし』に舵を切ろうとしている。先ず己の前原グループ約20人野田G約15人、細野G約15人、長島G約10人の各グループと『6人衆の岡田、安住、玄葉、枝野など』に働き掛けている。11日の党首討論会で前回のように安倍にやられたら万事休す、党内の『海江田下ろし』が広がる。党首討論に負けないようにと桜井政調会長を相手に稽古をしたそうだが、付け焼刃は剥げやすし。さてその効果はどうだろう。写真は東御苑。