幼児教室 すずめ 入園申込みはじめました

2008年09月27日 | おしらせ 
9月27日に入園説明会を終え、幼児教室すずめは21年度の申込み受付を開始しました。

入園説明会には現在すずめに子どもを通わせているお母さんが来てくれてお話をしてくれました。ちょっと長いですが、頑張って読んでみて下さい。

 私は、5年生の男の子と2年生の女の子、すずめの年中組に通っている5才の男の子の母親です。私が市内の数ある幼稚園の中からなぜ、すずめを選んだのかを少しお話させていただきます。

長男が3才のとき、市内の幼稚園をかなり見学し、説明会にも行きました。しかし、長男は比較的おとなしく、1クラス20人や30人の集団に入ると考えたら、暴れん坊でもなく、すぐ泣いてしまうわけでもなく、たぶんその他大勢で先生にもあまり覚えてもらえないような手のかからない子を演じて過ごしてくるんじゃないかと不安に思いました。自分のやりたいこともいえず、ただただ適当に1日を過ごしてくるタイプだろうなぁ・・と思いました。

そこで、友人の子どもが通っているすずめを教えてもらい、見学に行きました。そしたら、遊んでいるわが子の姿を見て、すずめの先生が「本当はこれがしたいのに 友達にいえなかったんだよね」と少しの間にわが子の特徴をつかんでおり、先生のレベルの高さに驚きました。それと、入園案内にあったお散歩マップを見て、市内どこまでも歩いていってしまうたくましさに魅力を感じ入園を決めました。

入園してからは 月に1度 1ヶ月のこども達の様子や活動を担任の先生がお話してくださり、こども達の様子がよくわかり、安心してわが子を先生にお任せできました。

私自身、すずめに出会うまでは子どもに手を掛けてあげるのが愛情だと思っていました。お着替えができなかったら着替えさせてあげる、お茶がよそえなかったらついであげる。できない子にやってあげるのが愛情だと勘違いしていました。すずめではお着替え一つでも、前うしろ逆に着ていても、一人で着れたんだね、頑張ったねとほめてくれ、本人に自信をつけてくれる。ボタンが自分でどうしてもつけられなかったら、本人がやってくださいといってくるまで待ってくれ、自分がどうしてほしいのかを本人がちゃんと言えるようにもっていってくれる。できないことをやってあげるのではなく、できないことをどうやったらできるようになるかを教えてくれました。

また、自分たちで使う部屋は自分たちできれいにしようね、ということで毎朝雑巾がけをしてから1日が始まりますが、この雑巾がけは中には足・腰を鍛えられたり、雑巾を絞るという動作を覚えたり、部屋をきれいにしたら気持ちがいい・・といった遊びながらいろいろなことを学べる保育をしてくださっています。雨の日でもかさをさして散歩に行ったり、よもぎを自分たちで摘んできて、よもぎ団子をつくったり、2泊3日のキャンプに出かけ、身の回りのことは自分たちでやり、仲間と力を合わせ様々な体験をします。すずめの保育は普段から、大変なこと・頑張らなくっちゃならない事・嬉しい事・楽しい事・・・様々な感情も体験させてくれます。

3才から6才までの幼児期という人間形成の中で大事な時期にこれだけの体験・経験をさせてあげることができ、すずめを卒園し、小学校へ入学する時、安心して行かせることができました。

すずめでの3年間が子ども達にはかけがえのないもののようで、卒園した子どもたちのグループ「ひまわり会」というものがあり、そこでの行事をとても楽しみにしています。卒園したら「ハイ終わり」ではなく、小学校へ行っても、まだ、先生方が見守り続けてくれ、小さい時から知っていてくれる先生だからこそ、わかってくれるわが子の悩みも相談にのってもらい、親子ともにすずめがもう一つの家族になっています。

園庭も狭い、送迎バスもない、かわいい制服もない。でも、そんなのどうでもよくなるようなすずめの保育が最大の魅力です。本当の意味で 生きる力、人間の根っこの部分をきめ細かく保育してくださっています。

幼児教室すずめを自信をもってお勧めします。