(火おこしは基本中の基本
)
毎年いろいろな体験キャンプを企画する NPO青少年キャンプ・・・
今年のテーマは 災害なんかに負けないぞ
~サバイバル力を身につけよう~
32人の小学生が参加して11月19日~20日に行われました。
朝からあいにくの小雨・・・
すずめに集まったみんな・・まず「サバイバルグッズ」を手渡されます
水を入れるとご飯になる非常食・・寒さを防ぐ銀色のシートも・・
今日の昼食用にまず、非常食のご飯を作ってみます
結構おいしい
「今日泊まるところは決まってません・・まず、みんなはこの問題を解かなくてはなりません。無事に帰ってくることを祈ってます」
地図と問題用紙・・GPSと方位磁石・カメラを渡され・・
みんなに緊張が走ります
問題は・・
ふれあい橋の橋の下でグループみんなで300グラムになるように石を拾い持ち帰りましょう
野口橋と前野橋の間で「けやき広場」を見つけ3種類い所の植物の名前を調べましょう
第2砂川橋から南にある太い銀杏の木の前でみんなで写真をとりましょう
などなど・・・グループみんなで知恵を出し合い協力し合うものばかり・・
頑張った証・・みんないい顔してます
午後・・雨脚が強くなってちょっと早めに切り上げてすずめに集合
「今日はどこで泊まろうか・・」
えっ
ホントに決まってないの
・・・みんなで相談します
「ホテルに泊まろうよ」「ハワイとか行きたいね」などなど勝手なことをはじめは言っていますが・・
「今からどこのホテルに行くの?」「ハワイまでどうやっていく?」一つ一つ現実をぶつけて考えさせます・・
「本町児童館の駐車場は?」等と現実的な意見も出てきます
いろいろ話し合った結果 すずめで泊まることになりました・・
ということで夕食作り・・
さんま・あじ・いか・にく・野菜いろいろ・・用意された食材を見て、グループ毎にメニューを考えます
野菜切りはお手の物・・1年生だって大事な戦力です
あじを上手に3枚におろします
はじめてやったそうです すごい
何ができるのかな・・
飯盒炊飯は 水を入れるのを忘れたり・・6合も入れたりと失敗の連続・・
それでも、何とか協力しておいしい夕食が出来上がりました
「寝床はどこでも好きなところに作っていいよ
」
ブロックや段ボール等を利用していろんな寝床が出来上がりました
昼間のグループ活動で結束力が高かったのか、高学年のお姉さんの寝床の中に1年の男の子がいたりして・・
消灯時間まで・・ホントに自由に室内を駆け回り・・ゲームをしたり・・楽しそうでした
11時にはみんなぐっすり
翌日
朝ご飯はカンガルードック
牛乳パックでつくるホットドックです
この日は消防署で救命救急の講習を受けます
問題にこたえて・・
三角巾の使い方を教えてもらい・・
みんなで実践
ちょっと嬉しい記念写真
キャンプの終わり・・・
最後に修了証をもらいました
火をおこせたり、食事が作れたり・・救命救急の仕方を知っていることも大事なサバイバル力です
でも、それ以上に 困った時に「助けて!」って言えたり・・困っている友達に力を貸したり・・人と繋がることで、いろんな困難も乗り越えていけるのだと思います。
こども達の自主性に任せ、主体的に動けることをねらいとした今回のキャンプ・・
大人があれこれ指示を出さず、子ども達が自分で考え、仲間と協力して行動した2日間・・楽しいだけじゃなかったはずですが・・きっと心に残る時間が過ごせたと思います