人形劇鑑賞「ばけものづかい」人形劇団ポポロ
主催:白井子ども劇場
第一部は、民族芸能「南京玉すだれ」です。南京玉すだれは、「アさ~て、アさ~て、アさてさて・・・」の声に合わせて、みんなで手拍子をして盛り上がりました。江戸時代の商人がお客集めにつかったらしいということです。な~るほど~。あのリズムを聞くと、ついつい見入ってしまいますよね。
第二部の「ばけものづかい」は古典落語をもとにして作られた人形劇です。照明が落とされ、青白いライトで照らされた舞台はなんとも言えない雰囲気。どんなオバケがでてくるのやら、怖いけど観た〜い、期待が高まります!
人間が演じる仮面のおじいさん平左衛門と、次々に登場する人形のお化けたち(ろくろ首・三つ目小僧・唐傘お化け・大入道)。おじいさんを怖がらせようとするオバケ達に対し、仕事を次々と頼む人使いの荒いおじいさん。こき使われ、オバケ達の方が怖がって逃げていくお話です。
たくましいおじいさんや逃げ出す情けないオバケの、軽妙なかけ合いや やりとりが面白く、子どもたちは大笑いし、舞台に熱中していました。3メートルはあろうかという大入道は大きくて迫力がありました。大きさと絶妙な動きには、特に大きな歓声があがりました。おじいさん役の人は鼻までのお面をつけているのですが、だんだんと不自然に感じなくなり、いつの間にかお話の世界に入って観ることができました。
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