草加市における生活保護の相談件数と受給開始件数について、草加市生活支援課に確認した状況をまとめました。
新型コロナウイルス感染症の拡大前までは減少傾向にあった生活保護ですが、コロナ拡大後の2022年から増加傾向に転じました。その後、2022年をピークに相談・開始件数とも減少に転じていますが、依然としてコロナ前の水準には戻っていません。
■相談件数
- 2024年上期:496件
- 前年同期比:97件減
■受給開始件数
- 2024年上期:209件
- 前年同期比:35件減
2024年上期(1月~6月)における生活保護の相談件数は496件となり、前年同期比97件減少しました。受給開始件数は209件となり、前年同期比35件減少しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による経済的な困窮が落ち着きつつあることを示唆していると考えられます。しかし、依然としてコロナ前の水準(2019年上期:相談470件、開始146件)には戻っておらず、生活困窮状態にある潜在的な相談者が存在する可能性も懸念されます。
2024年3月末時点の生活保護率は1.60%と依然として高水準であり、継続的な支援と自立に向けたサポートが必要です。
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