草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

公正・共生・多様性による「じぞくまちプロジェクト」推進中!
草加の「知りたい」が分かるブログを目指します

【草加市】人と動物が共生するまちへ!動物愛護条例が全会一致で可決

2024年06月24日 | 市政・議会・活動など

草加市議会は、6月定例会において「草加市動物の愛護及び管理に関する条例」を全会一致で可決・成立しました。この条例は、8月1日から施行されます。

人と動物が共生し、調和のとれた地域社会の実現を目指し、人と動物に優しいまちづくりを推進することを目的としたこの条例は、草加市議会が議会からの提案として政策条例制定を検討した初の事例となります。

時に激しい議論を重ねながら、会派も期数も異なる議員がみんなでひとつの方向を目指して取り組んできました。また、私が作成した条例私案がベースとなり、一言一句協議しながら想いをカタチにしていく作業に日々緊張の連続でした。動物愛護条例制定ワーキンググループのリーダーとして初の政策条例づくりに関われた経験を、今後の市政運営にもいかしていきます!

 

■自由参加のワーキンググループで条例づくり

条例案の検討に意欲的な議員を募り、会議の自由参加とする動物愛護条例制定ワーキンググループを設置し、昨年4月から全16回の会議を開催。市及び草加保健所、埼玉県との意見交換や、議員間での協議を経て条例案をまとめていきました。

 

■パブリックコメント方法を拡充

パブリックコメントの実施も草加市議会としては”初”です。より多くの方々からご意見を頂けるよう草加市が実施している郵送や直接持参などの意見募集方法に加えて、インターネットの回答フォームを用意しました。17人から寄せられたご意見などについて、法律及び県条例、草加市の権限等を踏まえながら、可能な限り条例案に反映しました。

 

■条例の特徴

  • 条例の対象範囲を、市、市民、飼い主に加えて、動物取扱業者、飼い主になろうとする者の責務も明記。飼い主のいない猫との関りについても明らかにしました。
  • 第4条2項で埼玉県との協力について明記しました。
  • 市と飼い主について災害時の対応などを13条で具体的に記しました。
  • 第12条の飼い主のいない猫との関りについて、無責任な餌やりなどの行為と地域猫活動や保護猫活動などとの違いを明記。また、第4条の市の責務として「動物の愛護について実践する市民、市民団体等との連携に努めること」と規定することなどにより、動物愛護に関わる活動の発展・支援を目指しています。

 

■今後の展望

上記のような取り組みの結果、草加市動物の愛護及び管理に関する条例は、市議会全会一致により可決・成立しました。市議会初の政策条例であり、人と動物との共生に向けた草加市議会の強い意志を表明するものと言えます。条例制定は、草加市における動物愛護の推進に向けた第一歩です。今後は、飼い主への啓発活動や動物虐待の防止に向けた取り組みなど、具体的な施策をみんなで連携して推進していくことが重要となります。

 

[動物愛護条例を徹底解説!特集記事]

  1. 【草加市】人と動物が共生するまちへ!動物愛護条例が全会一致で可決
  2. 【草加市】動物愛護条例を制定! 経緯をまとめました
  3. 【草加市】動物との共生へ! 新たな動物愛護条例の内容とポイント

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 埼玉県内40市における水泳授... | トップ | 【草加市】動物愛護条例を制... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

市政・議会・活動など」カテゴリの最新記事