消防局機能を含む草加消防署の建設事業について、現時点の事業費用をまとめました。
昭和43年に竣工した草加消防署は、狭隘化や老朽化、機能不足などが課題となっていました。そのため、まつばら綾瀬川公園の南側公共用地を活用して移転再整備(下参照)することになりました。現在、草加八潮消防組合で新消防庁舎の設計作業が進められています。
・新草加消防署の建設予定地ゾーイング(草加消防署建設基本計画 より抜粋)
これまでに支出した費用は、基礎調査や基本計画の策定、土壌調査で合計1074万5900円です。また、今年度までの2カ年で進められている基本設計・実施設計委託料7727万円(契約額)、今年度の建物等事前調査委託料1155万2千円(当初予算)が議会で議決されています。
草加市に確認したところ、これら費用に加えて消防新庁舎の建設工事費として約40億7千万円規模を想定(22年7月現在)しているとのことです。これら費用を合計すると、現時点の事業規模は約42億円※となる見通しです。昨年2月に策定した「基本計画」の想定事業費35億円から、約7億円の増加となっています。増額理由として、基本・実施設計費が含まれていなかったことや、資材や人件費などの高騰などがあげられます。具体的には設計内容が明らかになるなかで調査・審議を進めます。
※事業規模42億円に加えて、想定額がまだ未定の工事監理費や調査費、移転費、土壌汚染対策工事費、地中障害物等の撤去費などがさらに追加される予定です。
・草加消防署建設に係る費用(佐藤作成)
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