新型コロナウイルス感染症の拡大によりZOOMによるオンライン会議をおこなうなど各PTAが試行錯誤しながら活動されてきました。また、ICTを活用した活動のスリム化や効率化を目指す動きもあります。その一つの取り組みとしてPTAで独自にWi-Fi(ワイファイ)環境を整備している状況について、草加市教育委員会に調査を依頼しました。
教育委員会によると、現時点で草加市内小中学校PTAのうち、小学校6校と中学校3校の合計9校のPTAがWi-Fi(ワイファイ)を整備しているとのことでした。
Wi-Fiの種類は、比較的安価で同時に複数名が利用できるポケットWi-Fiが多く選ばれているようです。オンライン会議や資料作成、PTA会員向けの情報配信などに活用されているとのことでした。一旦整備するとずっとランニングコストがかかってしまうため、長期的な費用対効果も含めてみんなで考えることが大切ですね。
私自身も当事者として、国のGIGAスクール構想により全小中学校にタブレット端末とWi-Fi環境が整備された当時、校内のインターネット環境をPTA活動でも利用できるよう草加市教育長に申し入れを行うなど可能性を探ってきました。残念ながら、結果的にはセキュリティ面の課題や、通信容量が限られるため多数の保護者が利用した時に授業に支障が生じる可能性などがあり、PTA活動への開放はかないませんでした。
その後、複数のPTAで独自にWi-Fi環境の整備が検討され、実際に9校のPTAが運用しています。他にもいくつかのPTAが導入を決めたか、これから導入をしていく方向で検討が進められています。
これからも、今の時代に即したPTAの在り方や多様化への対応、活動のスリム化などPTA改革を後押ししていきます。
余談ですが、、先日行われた草加市PTA連合会さんの総会では、総会資料を各自ダウンロードする方法が実施されました。私も単位PTAの担当として参加しましたが、スマホでも問題なく資料を見ることができました。紙を大量に印刷する必要もなくとても重要な試みだなと感じました。
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