草加市教育委員会が2月市議会で、不登校支援のオンライン教室を2024年度中にスタートさせる意向を明らかにしました。
草加市議会2月定例会の予算特別員会で、2024年度予算にオンライン教室に関する予算が計上されていない点などを確認したところ、質疑に対して教育委員会は「新規事業としての予算はございませんが、既存事業において工夫して(オンライン教室を)実施していきたい」と説明。予算が付かなかったなかで、どのように実施していくのか質疑したところ、「教育支援室の指導主事や指導員等により、段階的にオンラインによる支援を進めていきたい」と答弁しました。具体的な内容やスケジュールは、新年度がスタートしてから決まってくる予定です。
佐藤憲和は2022年にさいたま市のオンライン教室を視察。草加市での創設を訴えてきました。翌2023年に教育委員会も視察、実施に向けた検討が進められてきました。ついに2024年度からスタートします!
小中学校の不登校は5年で1.9倍の538人に急増する一方、フリースクールなどに通えている児童生徒はわずか7%です。
これからも、フリースクールへの通学支援や、当事者の声の把握、教員体制の強化など目指します。
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