
建設工事が進められている草加市役所新庁舎について、多くの方からお問い合わせやご意見をいただいております。そこで、新庁舎の計画や状況を「シリーズ新庁舎建設(全5回)」にまとめました。
第1回目は、草加市役所新庁舎がどのような庁舎になるのかをおおまかにまとめました。
【1】新庁舎の概要
新庁舎は、下表の4つの基本方針(①人にやさしく親しまれる庁舎、②機能的・効率的で働きやすい庁舎、③環境にやさしい庁舎、④災害につよい庁舎)にもとづいて設計されました。
新庁舎の建物概要は、地上10階・地下1階建ての延床面積18,203.39㎡です。構造は鉄骨造と一部鉄骨鉄筋コンクリート造で、都直下型地震にも耐えることができるよう免震構造を採用。
なお、昭和40年に建てられた旧本庁舎は、地上3階建ての延床面積4,099.00㎡でした。
【2】各フロアの紹介
各フロアの概要は以下の通りです。全体のフロア配置の特徴として、多くの市民が利用する窓口を1~4階の低層階に配置される予定です。
B1➔ 駐車場のフロア(53台)
・地上1階(2台)や周辺駐車場を合わせると計167台(建替え前は115台)
1F➔ 届出・交付・相談のフロア
・出入口は南、東、北の3カ所
・ロビーや総合案内、ギャラリー、販売、喫茶コーナーなど
※1階平面図(実施設計より抜粋)
2F➔ 福祉のフロア
・旧日光街道を見下ろせるテラスを設置
・個室の相談室を多数設置
3F➔ 福祉・子育てのフロア
・キッズコーナーや授乳室、個室の相談室を多数設置
・現状かなり不足している会議室を多数設置
4F➔ 税のフロア、暮らし・生活のフロア
5F➔ まちづくりのフロア
6F➔ 文化・産業・スポーツ・まちづくりフロア
7F➔ 教育・生涯学習のフロア
・大きな会議室を配置
8F➔ 政策・災害対応のフロア
・災害対策に迅速な対応が行えるよう市長室、災害対策室、関連部を集約
9~10F➔ 議場・議会のフロア
・傍聴席に車イス席や親子傍聴席(別室)などを設置
※添付資料はすべて新庁舎建設実施設計より抜粋。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます