曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

FIT3 13G インプレッションその1

2014-06-02 22:35:41 | クルマ
愛車ストリームの修理中、代車でフィット3の13G Lパッケージのあんしんパッケージ付き(フルオートエアコンとシティブレーキアクティブシステム付きの1.3リッターガソリン車)を3週間ほど借りた。高速道路含めて約1000キロも運転してしまった。せっかくなので曖昧かつ執拗にインプレッションを書いてみる。

このブログでも書いたが、僕はフィット3のハイブリッドとRSはすでに試乗している。


借りたフィット13G。色はアラバスターシルバー。

ホイールベースが伸びたせいか、小さな車を運転している感じがしなかった。降りてボディを眺めると短いなあと感じるのだが。

長くなったホイールベースのお陰で、二列目シートの膝前が広い。体感でストリームと同じくらい。

フロントガラスの映り込みがひどい。ガラスが寝過ぎているのと、ダッシュボード上の表面加工のせいだと思う。車が南に向いているときは運転に支障が出るほどだ。




拡大すると、ダッシュボード上部表皮のブツブツが映り込みを白っぽくしてしまっているのがわかる。

サイドミラーが大きくて見やすいが(特に足元)、外側の上の角が削られた形状なので、隣車線の遠方の車を視認しにくい。大きさとのトレードオフだが、ミラーを含めると、体感でストリームより車幅があるので、狭い路地でのすれ違いには気を使った。保険があるとは言っても免責5万円だから。

前席足元の踵が入るスペースがない。センタータンクがあるからだが、初代よりタンクの出っ張りがはみ出してるように感じた。

初代は停止時に尻の下から燃料のチャプチャプ音が聞こえたが、三代目は全く聞こえない。遮音がいいのか、タンクの形状を工夫したのか。

が、走行中のロードノイズの類いは結構入ってくる。ストリームより車内での会話がしにくかった。そっちの遮音材は少なめというか、外皮が薄い感じ。

尻の下にタンクがあるのに、視点がストリームより2センチくらい低い。初代フィットは視点高めだった。タンクを薄くしたのかも。

シティブレーキアクティブシステムは、たぶん一度も作動せず。まあ、代車で作動させてたらまずいが。

短時間の試乗では気にならなかったが、右前のAピラーは、やはり邪魔だ。太さより角度が問題。あれだけ横倒しになってたら視界遮るよな。空気抵抗低減→燃費向上のためなのは分かるが。

ランボルギーニみたいなフロントバンパーカバー左右の穴はダミーだった。あれは大抵の車がダミーだから、それ自体はいいんだけど、明らかに空気抵抗になっていそうな深い彫り込みなのとハニカム状の表面が気になる。初代と二代目はフォグランプをつけない場合は穴なしだったんだがな。



短時間の試乗と違い、感想が山ほどある。続きは後日。

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「軍師官兵衛」第22回「有岡、最後の日」の感想

2014-06-02 00:03:18 | 大河ドラマ
ねねが気軽に半兵衛実家にやってくる。まあ、長浜から美濃は比較的近いけど、それにしても頻繁に通っているような印象。

松寿はいつ見ても剣道の稽古をしている。もっと生活している感を出すためには、ほかの活動も見せた方がよくないか。

その松寿が半兵衛から軍配を預かる。これがまた立派な軍配で、こんなの振るってましたっけ?って感じ。軍配は父ちゃんに渡せとのことで、もう半兵衛から官兵衛への主席参謀禅譲へ話が分かりやすく進んでる。


松寿の生存を知らされて文字通り小躍りする秀吉。ちょっと年を取りすぎてるが、竹中直人は秀吉を演じたら世界一だ。


身体はもう大丈夫と言ったのに、次の登場シーンで半兵衛は死の床についていた。三成に「知恵に頼らず人の気持ちを考えろ」と言ったのは、後に長政(松寿)と三成の対立まで描くからだと思いたい。

半兵衛の最後の言葉は「天下を...」だった。イメージ通りの「病に斃れた天才軍師の最期」だった。


宇喜多直家の調略でピエール瀧こと蜂須賀小六が、ほとんど初めてピンで仕事した。僕は昔から電気グルーヴ好きなので、何かやらかすんじゃないかと緊張した。やらかすわけないんだけど。

その宇喜多直家、お前を抱く気も起きないとか言って、体調が悪いのか精神的なものなのか、はたまた得意のすっとぼけなのか判然としなかった。外見的には年齢不詳だけど、史実的には結構年寄りなので、体調なんだろう。

宇喜多直家調略は独断だったらしく、信長ブチキレ。秀吉を蹴る蹴る。秀吉も「ごもっとも」連呼で受け身をとる。あの軽快な動きこそ秀吉。さすが大河2度目の秀吉役である。関係ないけど、光秀がいなかったな。

口を開けば毛利は来るしか言わない村重、ついに茶器を持って自ら毛利説得に出向くことに。どう見ても夜逃げだったけど。荒木軍、今回はまあまあ人数が出てきて、ちょっと「軍勢」っぽかった。尼崎城の門はワープステーション牛久みたいだったが。


救出された官兵衛の髭の伸びかたがリアルだった。リアルすぎて、まるで新宿西口のホームレスだった。

有岡城の攻防戦だけで、ずいぶん話数を使ってしまった。関ヶ原まで描くとしたら、今後早足に進めるだけでは足りない。いくつかスキップするんじゃなかろうか。たぶん朝鮮出兵は省略だな。

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