にゃんこちゃんち☆

おいしいもの大好き♡
お弁当にお料理、子育て、福井、名古屋・・・
時々ねこ。

残念だったこと。

2009-04-29 23:57:10 | インポート

先日亡くなった おばあちゃんの話。
この前も書いたが 最近 おばあちゃんは 廊下を歩かず 這っていた。
腰が曲がっていて 立って歩くのがおっくうだったみたい。
私は義母に「手すりがあったら 歩きやすいんじゃないですか?」 と 以前から言っていた。
おばあちゃんちには 義母の弟夫婦が同居している。
ホントは この人たちに言ったほうがいいんだろうケド 私は言える立場じゃないよね。
で、義母に話してみたのだ。義母は「お金が無いから付けたくないんじゃないの」と言っていた。 
そして 亡くなる数日前には、「最近 湯船からなかなか上がってこないから 弟が引き上げてるんだって」 と、義母から聞いた。
トイレで転んだらしく 顔には 青あざが出来ていて、数日後に伺うと 青あざが増えていたそうだ。
ますます私は 手すりがあれば・・・と思い また 義母に言った。
廊下だけじゃなく お風呂やトイレにも必要だ、と。

それから 手すりがつく話も聞かないまま おばあちゃんは亡くなってしまった。

今日、義母と電話で話していたら その話になった。
なんと 亡くなる2・3日前にも 手すりを付けるよう 弟夫婦に言ったそうだ。
そしたら 
弟 「入れ歯だって補聴器だって 買ったはいいが 全然使わないじゃないか!手すりだって 付けても使わんよ!!」
 
義母「でも あったら 使うかもよ。」
弟 「かものために 付けるのはムダだ。」
と言われたそうだ。そして「義母の自己満足のために付けるのか!?」とも 言われたそうだ。
その少し前には 「寝たきりになったら 老人ホームに入れる。じゃないとオレ達の生活はどうなる」というのも聞いた。

でも もし お風呂に手すりがあったら 死ななかったかもしれない。
「溺れる者はワラをもつかむ」と、ことわざにもあるように うわ!っと思ったら手すりをつかむだろう。
義母も 歳を考えると亡くなっても仕方ない年齢なんだけど 亡くなり方が残念だった、と言っていた。
20年弱だが わがままなおばあちゃんの面倒を見てくれたという点は 弟夫婦には感謝するが・・・と。

じつは 同居していた弟夫婦は 次男である。
20年ほど前、おばあちゃん夫婦(おじいちゃんもいた)は 長男夫婦と同居することになっていた。
家を建てる計画もほぼ決まっていたところに 突然 「オレ達が同居したい」と割り込んできたのだそうだ。 
結局 おばあちゃん夫婦の住む家と土地をもらうかわりに おじいちゃんおばあちゃんの面倒を見ることになったそうだ。
横取りされた 長男夫婦は怒って 10年くらい 連絡を取り合わなかったらしい。
そうやって手に入れたのに おばあちゃんを 老人ホームに入れるって聞いたら 義母が怒るのも当然だ。
老人ホームに入れるお金は おばあちゃんの貯金&年金でまかなうってのも 都合が良すぎる。
今までも 水道光熱費、固定資産税、家の修繕費、庭の手入れ代、大型電化製品、車、みんなおばあちゃんがお金を出したらしい。
私がえらそうに言える立場じゃないが 孫までいる60歳過ぎたいい大人が 親のすねかじってるなんて・・・。
ちなみに その土地は 高台にある閑静な住宅街で、最近 駅もできてとても便利。多分土地だけで5千万はするだろう。 
この義母の弟には まだまだおかしな所があるが きりがないのでやめておく。

今日は義母と このような愚痴を言って なんと2時間も電話で話していた。
ファミ割で家族間の通話無料なので いいけど。
その間 ひよちゃんは おっぱい飲んだり 一寝入りしたり 遊んだりしていた。ごめんね(^^ゞ。