喧嘩するほど仲が良い？

本日の天気はと

うむ。羊と喧嘩をするのは、やめておこう。



喧嘩するほど仲が良いとはよく聞きますけれども、本当のところ、喧嘩の回数が余りにも多いと、これはやっぱり決して仲が良いとは言えないでしょうね。

そんでもって、喧嘩自体にも、人それぞれの抱く倫理観やらルール、はたまた流儀やらがあったり致しますので、ある意味ブラックボックス的、且つ、忖度的な面をも有している分、その詳細までを解説する本なり何なりを目にする機会って殆どございません。

大体がその結果としての始末がどーのとか、そーゆー事後的なモノ、若しくは原因の部分にフォーカスした教訓論があるくらい。

わたくしめなんぞもまだまだ未熟で、すぐに腹が立ったりしちゃうんだけど、それでも10年前よりかは、幾分穏やかに、というか、完璧主義ではなくなったよーな気が致します。

結局、己の理想は貫けないのが当たり前ってことなのです。

その境地に至り、とことんそれを理解しているのか否かという点が全てなのかもしれません。

7～8割、場合よっては5～6割ＯＫならＯＫ。気楽にいこーぜ、っつーのを体現できるレベルまで至るのに10数年掛かったし、そこまでの期間は、信用なり信頼なりを得るために、どーしたって1割ものミスや油断が許されない、許しちゃいけない期間だったと、今ならよーく理解できるのです。

だもんで、ここから先、違うステージにおいては喧嘩上等で、反面、培ってきた分野においては、人を育てるという意味をも含め、自らのレベル設定を半分ちょい超えくらいに収めることが重要なんじゃなかろうかと。

喧嘩をしつつも、互いを理解し、そして自然とそれが減り、また新たなステージで初対面の方々とぶつかり合う、そんな繰り返しなのかなーって思います。

理想ってのが、決してわたくしめのモノだけじゃなく、世の中に何億、何兆とおりもあるってことを深く深く認識のうえ、金曜日を有意義に過ごしたく存じます。


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