いい仕事

本日の天気はと

よくまぁ、格付け会社の格付けを見てっと、一瞬だけど

「好き勝手言ってんなぁ」

と思うことがあるんすけど、でも、よくよく考えて見ると、それは彼らの一つの意見であって、その意見に至ったプロセスを吟味するって方がね、重要なんだなと。

われわれ不動産鑑定士も、証券化物件であろうが担保物件であろうが、はたまた相続対象物件や売買対象物件であろうが、評価額を決する際の判断は主体が独り孤独に決するとしても、そこに至るまでの資料なり分析なりっていう過程がね、キーとなるんですな。

未だに何をもって責任をとるのかってのは、厳密にはよくわからない部分もあるんですけど、それでも外形的には、

「パっとみ結論、精査はプロセス」

ってのが見処なんだろうと思うのです。

以前、ソ○トバ○クが△ー△フォン買収の際、ムーディーズとS＆Pの結論が真逆だったってのをキョーレツに覚えておりますけど、それこそ「投資家の自己責任」みたいなね。

何故、その結論に至ったのかってことを開示すること、そして、見る側はその内容をじっくり理解すること、この二つが徹底されない限り、真の意味での信用にはつながらないんだろう、そう感じるのです。

まぁ、そーは言ってもですが、われわれは法律でその信用評価の保証的な部分まで課せられてるけど、格付け会社はねー、そこまでの重責はないからなー、いいよなー。

そーゆー意味では、気軽さってのがない分、今の生業は真剣に取り組めるけど、ちとね、続くとやっぱ疲弊も致します。

きっとプレッシャーない中でやったら、いい仕事出来んだけど、ま、しゃーないわな、こればっかりわ

ただ、共通していることと言えば、

「どちらも労力に対する手数料が、安い」

以上。

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