待ちに待った白石湖の2010年シーズンが開幕しました。
昨年筆者に白石湖を紹介してくれはった丸@仙さんと、白石湖初挑戦の桃さんと3人で行ってきました。
今回の作戦は、『まずはコマセくん』の集魚効果で、立ち上がりをよくしてから、アジが乱舞している少し下層を、オキアミの誘いまくりでチヌを仕留めるイメージで臨みました。
事前情報では、午前中が良いとのコトでしたので、7時くらいにはダンゴの準備も完了し、先行逃げ切り戦法のつもりでしたが、、、ん~、、餌取りの活性がメチャメチャ低い。。(-、-)
昨年、あんなに居た『ボラは?』『アジは?』餌取りが居ません。
お隣の桃さんに比べると、ジャミアタリが来るのが随分早かったので、『まずはコマセくん』の効果を感じるコトができました。
ジャミアタリの正体は、ヘダイでした。
『ヘダイが居るとチョットやっかいやなぁ~』と思いながら釣り進めていきましたが、ヘダイ達もすぐに去っていきました。
『とにかく魚を寄せなければ・・・』
小ダンゴの打ちまくりと、ダンゴを海水で溶いたモノの上撒きで、集魚作業をすすめます。
しか~し、思うように魚が集まってきません。
『やばいや~ん』
筆者には時々ジャミアタリが来ますが、お隣の桃さんには全くアタリもありません。
筆者は状況が手強ければ益々燃えるタイプですので、『難解な知恵の輪を外す作業』にかかります。
チヌの気配の無いままに昼食をすませ、『さあ、始めましょうか!』という頃に背後から風が吹き始めました。
それに伴い筏が移動し始めたのでした。
『持久戦?』、、この言葉がボンヤリと頭に浮かんできました。
オキアミのブロック小サイズを買って行きましたので、イチかバチかで残り少ないダンゴ桶にオキアミを細かく潰してダンゴに混ぜ込みました。
魚影が薄い場合はリスクを伴いますが、オキアミをダンゴに混ぜ込み割れにくく握り『チヌ感知レーダー』にして、持久戦に挑みます。
『あせる必要はない』、、心の中で呟きました。
約30分後に、待望のダンゴアタリがきました。
『よっしゃー!』と思うのもつかの間、、突風が吹きつけ筏の大移動が始まりました。
しばらく引きずっていくダンゴに、ダンゴアタリの主もついて来ましたが、あまりの移動距離の長さに途中で何処かに行ってしまいました。
『なんやねん』、、泣きそうです。
目測では、イッキに20メートルくらい移動したみたいです。
『あ~あかんやん』
『まだ近く居るかもしれない、、どうか居てくれ!』と思いながら、カメジャコに3Bオモリを付け底にベッタリの完全放置プレイでダンゴアタリの主の到来を祈ります。
しかし、焦る筆者はどうしても竿に触りそうになります。
竿に触りたい症候群を抑えるために、午後からの分のダンゴ作りをするコトにしました。
穂先をしっかり見ながら、ダンゴ作りを始めます。
ほぼダンゴが混ぜ終わった頃に穂先を見ると、、『ななな、、ななな、、なんと、、アタッテル!!』
カメジャコなので、穂先を押さえ込むまでシッカリ待ちアワセルとグンっと引っ張られる手応えです。
『ヨッシャー!』頭の中で突撃ラッパが鳴り響きます。
桃さん『おーデカそうやん』
丸@仙さん『どや?デカそうか?』
筆者『なんかデカそうですよ、、でもコレってチヌ?巨ボラ?』
海面近くで、ひるがえった魚影は迫力のあるチヌでした。
『デカイ!』
『やりました!』軽く折りグセの付いたメジャーを当ててみると55センチくらいありそうです。(後の計測で54.5センチ)
その後は、丸@仙さんからの『松阪牛焼肉をオゴレ!』攻撃があり、『松阪牛乳ならオゴラセテイタダキマス』と水際で応戦したりしながら、、納竿になりました。
丸@仙さんがKゼロ筏に投稿してくれはったので、祝福メールや電話をいただきました。
皆さん、ありがとうございました。