若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

慰安旅行

2009-03-20 11:13:24 | その他
『無口・無愛想』がトレードマークの二代目(足利に戻ってから随分変わったけど)ですが、妙に社交的な一面を見せる場所があります。それは、観光地での撮影スポット。頼まれれば勿論、大喜びで「もう1枚撮りますよぉ」と大サービスするし、頼まれなくても『頼めオーラ』をバシバシ出してウロウロしたり、時には我慢できなくて、こちらから積極的に「押しますよ」と話しかけます。

浜辺を散歩中。キャイキャイ大騒ぎの女子大生10人弱。海辺でカメラを片手に順番にジャンプして写真を撮っています。二代目は一瞬の迷いも見せずに近づいていき、「撮ってあげるよー。せーの!でジャンプするんだよー。せーのっ!!」完璧なタイミングでシャッター音が響きました。彼女たちにとっては、いい記念になったことでしょう。

観光地によくある『顔だけ抜けている撮影スポット』。ロープーウェイの乗り場に『ロープーウェイに乗ってきました!』と書かれた金太郎とクマの顔が抜かれた板が置いてありました。そこにソロソロと近づいてきた初老のご夫妻。「撮るの?」と失笑していたご主人と「撮るの!」という奥様。いい感じだな~と眺めていたら、いきなり二代目が、「撮りますよ!ご主人がクマに入ってください!はい、奥様が金太郎に!」と渋るご主人を半ば強引に導き、傑作を1枚。奥様はニッコニコで、ご主人は本当に恥ずかしそうでした。きっと、家に帰った後、お子さんとかに「コレ、人にシャッター頼んだの!?」と驚かれることでしょう。

そんなこんなで、二代目&若女将の慰安旅行「熱海と箱根の旅」は、とても楽しい1泊2日でした。