たまごが好きです。冷蔵庫のたまごストックをきらすと「大変だ!」と急いで買いに行くのを、二代目がいつも笑います。とはいえ、食卓が寂しい時もたまご焼きを作ればぐっと華やぐし、インスタントラーメンに1個たまごを落すだけで、ぐっとご馳走化するし、たまごは私のような出来損ない主婦にとっては強い味方なのです。
今回の旅では、あるスペシャルなたまごに出会うのも、目的のひとつでした。
平日だというのに大賑わいの熱海では、海鮮丼に金目鯛の煮付け、宿泊した網代ではでっかい伊勢えびに鯵の干物……。そんな贅沢なグルメ体験をした旅でしたが、何にも増して「あぁ、ココにやってきたのだなぁ」と実感したのは、箱根の大涌谷で買った黒たまごでした。食べると寿命が7年延びるという、温泉でゆでて殻が真っ黒になったその魅力的なたまごを食べるために、かなりの強風(「いやーん、飛ばされちゃうぅ」レベルではなく、「飛ばされる!足を踏ん張れ!」レベル)に煽られながら必死で、その玉子茶屋まで登っていき、必死の思いでゆでたまご(黒い殻をむくと、中は普通に白いゆでたまご)を食べたのでした。そういう「ナゼ?あえて!?」っていう努力こそ旅行っぽくて、とても楽しかったです。
5個入り1パックの黒たまご。どちらかがあまり偏って長生きしても何かとお互い困るだろうから、とりあえず1個づつ食べ、あとは家族へのお土産にしました。
今回の旅では、あるスペシャルなたまごに出会うのも、目的のひとつでした。
平日だというのに大賑わいの熱海では、海鮮丼に金目鯛の煮付け、宿泊した網代ではでっかい伊勢えびに鯵の干物……。そんな贅沢なグルメ体験をした旅でしたが、何にも増して「あぁ、ココにやってきたのだなぁ」と実感したのは、箱根の大涌谷で買った黒たまごでした。食べると寿命が7年延びるという、温泉でゆでて殻が真っ黒になったその魅力的なたまごを食べるために、かなりの強風(「いやーん、飛ばされちゃうぅ」レベルではなく、「飛ばされる!足を踏ん張れ!」レベル)に煽られながら必死で、その玉子茶屋まで登っていき、必死の思いでゆでたまご(黒い殻をむくと、中は普通に白いゆでたまご)を食べたのでした。そういう「ナゼ?あえて!?」っていう努力こそ旅行っぽくて、とても楽しかったです。
5個入り1パックの黒たまご。どちらかがあまり偏って長生きしても何かとお互い困るだろうから、とりあえず1個づつ食べ、あとは家族へのお土産にしました。