若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

人の声が重なっていく

2010-09-05 23:05:26 | 音楽(足利市民合唱団)
二代目「今日、7時のニュースで見たんだけど、小澤征爾が指揮したんだってね。」
若女将「そうみたいね。」
二代目「なんかさー。なんか……。凄いなって思ったんだ。」

ガンの治療を乗り越えて、今日サイトウ・キネン・フェスティバル松本で、7分間の指揮により復帰を果たされたそうです。7分間という短い時間でも、今日復帰を果たしたことに、小澤さんにとって、このサイトウ・キネンが大切な場所だったのだろうな、と想像しました。


今日、私は年に2回のお楽しみ、ヴォクスマーナ(ラテン語で『人の声』の意)の定期演奏会に行ってきました。この演奏会については、今までも色々書いてきましたが、私が尊敬する音楽の先生方がこの演奏会をとても大切に、特別にしていらっしゃるのが、毎回舞台から伝わってきます。普段、様々な仕事場で戦っている先生方が、純粋に音楽への愛情を注いでいる舞台という感じがして、その場に居合わせるだけでいつもじーんときちゃうんだよね、私。

オケもオペラも好きだけど、静寂の中、人の声が美しく重なっていく様は、やっぱりいいなぁ。

ジャイアン・パワー

2010-09-05 02:07:37 | マツモト写真
320着ほどのスポーツウェアを3日間で撮影するという、ハードなお仕事をしました。1日10時間労働で丸3日かかりました。途中、疲労困憊のあまり、撮影にお借りしていたスポーツ具店の倉庫の床(土足)で、二人とも仮眠をとったほどでした。

正直言って、山寺の1000段の階段は、この撮影の半日分も疲れなかったな。だから私達、蔵王でいくら歩いても、翌日ケロっとしてたんだ!私は「温泉って凄っ」と思ってたけど、仕事のせい(おかげ)で、意外と足腰強くなってるのかも。二の腕も、ノースリーブで電車のつり革持つのは恥ずかしいくらいに、力こぶが出来るようになっちゃってるし。

やっと80着くらい撮影し終えたときに、つい弱音を吐きたくなってきたので「駄目だよね。終らないって思ったら終らなくなっちゃうよね。『病は気から』って言うもんね。『病は気から』の反対語って無いのかな?」と、半ば投げやりに喋り続ける私に、二代目がポツリと一言。

『俺はジャイアン』。


この仕事、やり遂げられる気がしないよ~と不安になった時は、是非『千里の道も一歩から』、『塵も積もれば山となる』、『俺はジャイアン』と唱えながら、頑張ってください!私達はそれで乗り越えました~!