大きなカメラとレンズをとっかえひっかえ、影の二代目(義姉)が桜の花吹雪と格闘(撮影)していました。「いやぁ、待ってると風が吹かないよ」と戻ってきて、外を眺めていると風がサーッ。一斉に花びらが舞っていきました。
10年位前でしょうか。二代目と私がまだ東京に暮らしていた頃。ある大きな流星群がやってくるというので、暗い空を求めて、仕事が終わった後足利へ向かいました。カメラの機材を山のように担ぎ、義父と共に秘密の撮影場所へ。私は寝袋と毛布に包まって地面に寝転び、観測体制OK!そして、二人は「わー、きれーい。流れ星だー。願い事なんて言えないよー、早いよー」と騒ぐ私を無視して、一生懸命、撮影のセットを組んでいました。
その時、ものすごく大きな星が流れていきました。一瞬コトバを失った後、「うわっ、うわっ!すごいデカい!!」と叫んだ私に二人は反応。二人が目にすることが出来たのは、あまりの大きさに生じた残像の星の尾っぽだけでした。その後、二代目は勤めていたスタジオの師匠と電話連絡をとり(師匠も、別の場所で撮影中)、「今のはスゴかったなあ!」と言われて、落ち込んでいました。
明方に足利を出発。私はそのまま職場へ向かいましたが、二代目は「流星翌日特別休暇」でお休みでした。
10年位前でしょうか。二代目と私がまだ東京に暮らしていた頃。ある大きな流星群がやってくるというので、暗い空を求めて、仕事が終わった後足利へ向かいました。カメラの機材を山のように担ぎ、義父と共に秘密の撮影場所へ。私は寝袋と毛布に包まって地面に寝転び、観測体制OK!そして、二人は「わー、きれーい。流れ星だー。願い事なんて言えないよー、早いよー」と騒ぐ私を無視して、一生懸命、撮影のセットを組んでいました。
その時、ものすごく大きな星が流れていきました。一瞬コトバを失った後、「うわっ、うわっ!すごいデカい!!」と叫んだ私に二人は反応。二人が目にすることが出来たのは、あまりの大きさに生じた残像の星の尾っぽだけでした。その後、二代目は勤めていたスタジオの師匠と電話連絡をとり(師匠も、別の場所で撮影中)、「今のはスゴかったなあ!」と言われて、落ち込んでいました。
明方に足利を出発。私はそのまま職場へ向かいましたが、二代目は「流星翌日特別休暇」でお休みでした。