若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

夏気分延長

2010-09-21 18:22:58 | 日々雑多
この夏、「暑過ぎ!もうヤダ!」な気分を吹き飛ばすべく、人生初茶髪&20年ぶりクリクリパーマに挑戦しました。思い切った割には、大好評も酷評もなく、そろそろ秋の気配だし、仕事で職員室を訪ねる機会も増えるので、「そろそろ、黒髪&ストレートに戻しますかね」と一人静かに考えていました。

先週、仕事で久しぶりに会った代理店の方に「髪色変えただけで、随分感じが柔らかくなったね!」と言われ、メイクさんにも「会った瞬間、イイ感じ!と思ったよ」と言われ、合唱の先生には「ピンクのプードルみたい」と言われ、一番気にしていた職員室では「柔らかい印象ですごくいい!」と言われました。

あれ?ココにきて賛辞(だと信じている)の嵐!?


まだ「美味しいカキ氷を食べに行くぞ」というお誘いもあったりする9月の終わり。もう少しこの夏ヘアを楽しむことにしよっかな。

釣りトラウマからの脱却

2010-09-20 18:36:24 | 日々雑多
小学生のとき、家族旅行で日光の釣り堀に行きました。周囲は入れ食い状態なのに、一人釣れない私。あまりにも長い時間釣れなくて、家族の空気も微妙になり(それは多分わたしがおへそを曲げたせい)、苦い体験でした。今でも我が家では『釣堀』=『ナオミが釣れなかった』な思い出。


今日、思いがけず、釣り堀体験をしました。「ココで釣れないヤツはいねーよ」と自信満々のおじさんから、餌を貰い、竿を選んでスタート。小さな女の子でも「わーい」と釣り上げているのに、私は「お魚に餌をあげている」状態から脱却できないまま……。暗~い、嫌~な記憶がよみがえり、『悪夢再来、トラウマ倍増か』と怯えた瞬間、釣れました~~~!!!針がポロっとのどから抜けたらしく、私の足元で元気に跳ね回るマスを、太ももで挟み込み、体を張って捕まえました!!!

おじさんが塩焼きにしてくれた魚は不思議と秋味で、美味しかったなぁ。帰宅して着替えもせずにこのブログを書いている私のズボンからは妙に生臭い匂いがするけど、かまうもんか!これは勝利の匂いなのだー!


お花を贈る

2010-09-18 14:05:35 | 日々雑多
あまりしないけど、素敵だなと思っていて、いつかはサラっと出来る女性になりたいものだと思っていることが色々ありますが(例えば、音楽会にサラっと着物で行くとか)、『花を贈る』のも、その一つ。

音楽会や母の日など、花束が付き物な場所では簡単にこなせるのですが、「え?え?あ、ありがとう」的な場面で花を贈りたいといつも思います。

いま、ウチのお店に「いつも素敵な写真をありがとう」というメッセージカードが付いた黄色いお花が飾ってあります。ブリザート・フラワーっていうのかな?枯れないの、もう何ヶ月も飾っているのに。それは、私達夫婦と、旦那同士が親友、妻同士も親友という奇跡みたいな二人が贈ってくれたもの(全員同じ中学卒業)。確かに、いつも素敵な写真を撮ってあげてるけど(笑)、それは彼らが勝手に素敵な表情をするのであって(まぁ、それを逃さない二代目の腕もココは褒めねばならんね)、ちゃんとお代金も頂いているのに、突然贈られてきました。

こーいうのー、こーいう洒落たことを、サラっとしたいの、私も。

この夏も何回か「あ、お花を贈ろうか(持参しようか)」という局面があったのだけど、『暑くてすぐ枯れちゃうし~。私は花より団子キャラだし~』なんて自分で言い訳して、止めてしまいました。

涼しくなって言い訳も一つ減ったので、この秋はちょっとした時にお花を贈る、を目標にしてみようかな。

大雨だけど晴れ

2010-09-16 10:52:23 | 日々雑多
数日前に、自分が時々怠惰極まりないナマケモノになることをブログに書いたら、「落ち込んでいる」と心配してくれた友人が何人もいました。二代目に話したら「そうだね。僕は(いつものナマケモノ病のことだって)分かっているけど、アレは誤解を呼ぶかもしれないね」と。

先日、久しぶりにグリーティングカードのまとめ買いをして、筆まめだけが取り得だった私でさえ最近切手を貼った手紙を出さなくなっちゃったなー、と考えていました。やっぱり手紙の時代って良かったよな、ポストで手紙を見つける喜びって格別だったよな、とメール時代を嘆いていました。


昨日は、私のなかでとても緊張する仕事の日でした。多分、数日前のナマケモノ病も、久しぶりだったその仕事へのプレッシャーが原因だったかと。でも、一昨日の夜から、「大丈夫かい?」メールや、尊敬して止まない方々からの思いがけない嬉しいメール・ブログへのコメントが立て続けに舞い込み、私はとても元気に乗り切ることが出来ました。


便箋を出して手紙を書き宛名を書いて切手を貼ってポストへ行き投函する。なかなか長い道のりです。空いた時間にチクチク打つと瞬時に相手のもとに気持ちが届くメール。現代の忙しい人々の中で、優しさを伝えそびれずに済む素晴らしいツールだな、と改めて思ったのでした。

だから、今日は大雨だけど、(大仕事を終えた開放感もあり)私はとても晴れ気分。いつもメールをくれる皆さん、本当にありがとう。そして私がとても喜ぶので、これからも時々メールください。

男声合唱のススメ

2010-09-15 01:49:00 | 音楽(足利市民合唱団)
最近はオペラやオケの魅力に着々と魅せられつつありますが、やっぱり私は歌、特に合唱が大好物。歌うのも好きだけど、やっぱり聴く方が好きかな。この前も「歌うのは好きだけど、人に自分の歌声を聞かれるのは苦手なの」と言ったら、二代目に「今更だけど、実は向いてないんじゃない?」と痛い突込みをされたし(ガーン……)。

学生時代は女声合唱ばかりだったので、足利市民合唱団(足唱)に入るまで「混声やりたい、混声やりたい」と思っていました。で、混声合唱を日々楽しんでいる今、新たな魅力分野を発見しました。それは男声合唱。この夏に聴いた150人を超える大・男声合唱は大迫力!で圧倒されたけど、昨今みるみる上手になってきている足唱の男声合唱もなかなかどうして、素晴らしいのです。練習中も、男声合唱の練習になると、つい自分の試練も忘れて聞惚れてしまいます。

今度の金曜日(9月17日)、夕方5時半~。足利市役所の1階ホールにて足唱の雄雄しい男声合唱を聴くことができますよ!(あ、勿論、混声も女声もお楽しみに~)。


ちなみに、このコンサート、司会を頼まれちゃって嫌だよ~とブログに書いた(→『人前が苦手』の巻)、そのコンサートです。実は私自身は仕事が入ってしまい、出られるか微妙。司会はめでたく若いお嬢さんに代わってもらって、私は間に合えば出演したいな、と思っています。

雷雨のち晴れ

2010-09-14 12:46:44 | 日々雑多
何だか分からないけど、やたらズドーーンと落ちる日があります。多分、湿度が高いとか気の重い仕事があるとかそういう外的要因もあると思うけど、自分の駄目さ加減や成長しない日々が主な原因でイライラして、そのくせ、だったら努力でもすればいいのに、ソファ(我が家での呼び名は『なおみの舟』)に沈んだまま動かなくなってしまう日。

そんな日を持てること自体、子育て中の友人各位からは「いいねー。贅沢だねー。」と言われてしまいそうだけど、本当にいや~な感じの自分になってしまい、よくそんな日に二代目に捨てられないな、と感心します(しかも彼は「いーよ、いーよ。そんな日もあるよ」とか言って、一人仕事してたりする。そして二代目にそんな日はない)。


ほんの数日前にもそんな日があったのに、今日のように周囲はウザったいだろうというくらい元気な日もあったりするのが、更に面倒くさい部分。二代目がまだ布団でグズグズしてるうちから、掃除機をガーガーいわせて、午前中から写真焼きまくり。今から納品と銀行に行って、午後も5時までアレして、コレして、お相撲観ながら家事をチャチャっと済ませたら、夜は合唱団の会議に行くぞぉ……、という元気過ぎる今日のわたし。


あー、我ながら良くないと思います。毎日秋の澄んだ空のようにもう少し穏やかに生きたいのに、私はまるで夏の空だ。本当に良くないです。

二代目、ごめんなさい。空も秋だし、もう少し落ち着いた生き物にならんと、あかんね。

それぞれの癒し

2010-09-11 15:47:40 | 映画と本
先日のヴォクスマーナ定期演奏会が私にとって癒しになっていると言ったら、歌っていた超本人のお一人に「癒しとは、全く思いもしませんでした」と言われちゃいました。そこで、私なりの『癒し』の定義を。


東京で数時間を過ごすことになり、単館(銀座のシネスイッチ)上映の映画を観てきました。その映画のタイトルは『小さな村の小さなダンサー』

中国人ダンサー、リー・ツンシンさん(後にアメリカに亡命)が、文化大革命の波に翻弄されながらも、自分のバレエを貫いていった約10年間の物語。俳優ではなく、バレエダンサーを主役に起用し、そのバレエシーンが素晴らしいと知り(特に私が今年ハマっている『春の祭典』のバレエシーンが絶賛されている記事を偶然読んだ)、舞台を観にいく感覚で行きました。正直、『春の祭典』は、オケだけで聴いたときの方が何十倍も感動したんだけど、映画のストーリーとして、とても引き込まれる映画でした。歴史を熟知した人にとっては、想像に難くない筋だとは思いますが。

平日の昼間だというのに映画館には大勢の人。後ろの方は殆ど満席になってしまったので「えい、この際!」とぐぐーーっと前の方へ座り、自分の前にはスクリーンだけ!という大迫力で映画を楽しみました。視界に現実的なモノが何一つ入ってこない状態で観る映画はまさに私にとって癒しの時間。

全てのしがらみも恥じらいも忘れ、カラダの中の感動センサーのカバーを全てはがして、ぐにゃぐにゃのココロで泣いたり笑ったり好き勝手に反応することが出来ること。それが私にとっての『癒し』です。

サブウェイ修行は続く

2010-09-11 00:57:51 | 日々雑多
以前、アメリカの『サブウェイ』で失敗したことを書きましたが(→『サブウェイのサンドイッチ』)、どうやら理由は「英語が分からないから」ではなく、「妙なところで引っ込み思案」な性格、のせいらしい。

昨日のお昼。店外のメニュー表で練習。『スモークチキンとチーズ。野菜はピクルスとオリーブを入れないで下さい。味付けはバジル・マヨネーズでお願いします』。よし、完璧だ、と店内へ。

わたし 「えーっと、スモークチキンとチーズでぇ…」
店員さん「お客様!パンはトーストなさいますか?」
わたし 「あ、え?(何?その質問?)いいえ、焼きません」
店員さん「お野菜は全て宜しいですか?」
わたし 「あ、ピクルスとオリーブは~」
店員さん「かしこまりました!(ピクルスもオリーブもガンガンに入れ始める店員さん)」
店員さん「味付けはオススメの塩コショウでよろしいですかっ?」
わたし 「あ、あのピク、ピクルスは~。え?塩コショウ?はいはい、いいです」


結局、ピクルスとオリーブを指でつまみ出しながら、何やら素朴な味付けのサンドイッチを食べました。

その後、入店してきた外人さん。「オススメの塩コショウで……」と言いかける店員さんを遮り、カタコトの日本語で「あ、ヤサイ多く。シザードレッシングとマヨネーズとビネガーで」と的確に指示。私の横で、ゴージャスなサンドイッチを召し上がってました。

やっぱ、言語力じゃなくて、性格?国民性?
私がサブウェイで100%満足できる日は来るのか!?

まだまだ修行中

2010-09-08 10:14:15 | マツモト写真
友人からメール、「パスポート用写真のサイズって?」。『ふっふっふ。さすがの駄目女将も、そのくらいは分かるもんね。3.5×4.5cm……って携帯で小数点ってどう出すの?分かんないから、mm単位で書くか』。そんな朝のやり取り。

その後、友人から「額縁みたいな大きさだね。じゃ、1枚よろしく。」『りょうか~い。5分もあれば出来るよ』と余裕の返信。

額縁というコトバが気になり、二代目に「ねー、3.5cmをmmで現したらさー、さんびゃく……」『さんじゅう!!』

「350mm×450mmだよ」と返信してました。そりゃあ、額縁だ。


別のハナシ。

市内の中学校は何かと行事な季節(修学旅行、遠足など)。ウチが撮影に行かれない場合は、使い捨てレンズ付きフィルム(一般的に『写ルンです』と呼ばれるものですね)をお渡ししています。最近のお子さんたちはフィルムカメラを殆ど触ったことがないので、「ファインダーを覗いて撮ろうね」とか「直射日光の下に何時間も置いたら駄目よ」とかの注意書きを添付しています。

そして、昨日その注意書きを作っていた私はハタッと気付きました。今までずーっと『写ルンです』を『写るんデス』と書いていたことに。

だって、『るん!』って感じだよね?で、私は手紙を書くとき、語尾の『です』や『ます』だけ片仮名で書く癖もあったから……


若女将の修行生活、まだまだ道半ば。