狂人の頭の中

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「陛下のお言葉を拝聴して」-徳兵衛一考

2016-08-08 21:53:32 | 狂人の頭の中


今日、今上天皇(今の天皇陛下のこと)のお言葉が放映された。

放映そのものは、録画とのことだった。

今の天皇陛下の父親である昭和天皇はご自分の心構えとして



「第二次世界大戦後の日本の退廃、または国民の心情の回復」を

肝に銘じ全国、または世界に象徴としての行動を心掛けていたように思う。

それは「激動の昭和」から「発展の昭和」を優しく見詰め

またそれを行動に起こしてこられたのだろう、と思う。

今上天皇はどうだろうか?

昭和天皇の信念を引き継ぎ、昨今の天変地異を受けた現場への訪問や慰めの為

奔走しておられたように思う。

今上天皇が「今と同等、またはそれ以上の活動は無理であろう」

と言うご本人のご意向なのだから、「三権の長及び有識者」が額を合わせて

考えて欲しいし、TVに向かってまで表明したのだから、

退位、そして皇太子の天皇への即位、

そして今上天皇はむかしからの天皇がされていたように

「上皇」への移譲が成されると良いと思う。

「上皇」というのは、天皇が退位されると自動的に徳川時代まで行われていた。

そして、「明治維新後の明治時代」は、大きな力を持っていたので、

ただ今の皇室典範にあるように「天皇の死後の天皇位の継承」が行われていた。

今、「天皇は象徴」になった。

昭和天皇は大正時代には「摂政」となった。

それは父である「大正天皇の国事行為が当初から無理」があったからだ。

これから、天皇位を移譲して「上皇」となったからといって、

平安時代のような「宮中政治」が行われるわけでも無かろう。

しかし、考えられる懸念は「上皇」を担ぐ一群が出てこないとは言えないことだ。

様々な角度から、年内には幾例かの「継承方法」考えていただきたい。






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