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徳兵衛、狂人の頭の中 『フランスの良心の勝利-マクロン氏決選投票を制する』

2017-05-08 23:12:05 | 狂人の頭の中
仏大統領選、マクロン氏が当選 ルペン氏が敗北認める



「マクロン氏が勝った!」と言うよりも「ルペンが負けた!」という結果だった仏大統領決選投票。

もっぱら、TVの論評では「ルペン反対票がマクロンに走った」というのがだいたいの筋のようだが

「他にいい人がいれば・・・」と言うのが本音なのかも知れないが、

昔からいわれるように、候補者の質の低下は「民度を反映している」といわれるが、

我が日本では、ずいぶん魅力ある候補が出ていない。

日本人の危機感の欠如が魅力に欠ける候補が乱立する事態を招いていると思うのだが・・・

そういった意味では、今回の仏大統領選挙は、「極左・中道・極右」と、

極限の選択だったと思う。

ドイツには「中道右派・左派」が存在し、また最近はこりもせず「極右」も存在感を増してきた。

それらは、「難民政策」に対する柔軟さを欠き始めたヨーロッパ人を象徴するものだ。

最近のこの「難民問題」の多くの原因は「1900年代の植民地政策」のツケが回ってきたということ。

アフリカ・中東には今では自然に見られている「定規で引いた直線の国境」がよく見られるが、

これは本来アフリカの民が望んだものではなく、ヨーロッパ人が国境の無いところに

「両国の妥協点」で、あの「直線・直角の国境」が誕生したわけで、

アフリカの民の意識には、「ゆるやかな縄張り意識」しかなく、

その単位は、民族又は民族内抗争などで極小さな単位でしか無かった。

そのヨーロッパのご先祖様達の『我欲』が、今の「難民」として

「しっぺ返し」に至っているだけの話しだ。

「ヨーロッパ人よ、恨むなら先祖を恨め!!」






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