南米に限らず、赤道から南の諸国、特に発展途上国は左傾化していて、左傾化というよりも「金を出してくれて、武器も渡してくれる中国・ロシア」に傾倒している。(現在も)思想はどうでもよくて「思想よりも金」ということです。中国などは「港を作ってやるから、金は中国の銀行(もしくは政府)から借りろ、返済が滞ったら、土地の権利はもらう」という約束で、相手が返済の見込みがないことを解っていながら金を貸して港を作る、そしてその港は中国の貿易に役立てる、と言った話し。もちろん、中国の領地には出来ませんが「事実上、国有化」です。
南米も中国やロシアの触手が伸びてきたので、今回のアルゼンチン大統領選でアメリカ寄りの大統領が誕生するのは、揺り戻しで「いつか来た道」です。アメリカを見限った理由や国内事情を振り返り、それを踏まえてアメリカとの付き合い方を考えた方が、単に「アメリカ寄り」だと、あとで支障が出ますよ。だからといって「日本寄り」もどうですかね…。
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