狂人の頭の中

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狂人の頭の中 「『東京裁判』を読みながら、ロシアウクライナ戦争を考える。」

2022-04-07 21:32:52 | 狂人の頭の中
第一次世界大戦で大敗したドイツは多額の賠償金と領土を失って、戦後のドイツは負債の山。それが「ナチス」を生み出し二回目の大戦を引き起こしたと言っても言い過ぎではないと思う。
その反省があってか、ニュルンベルク裁判や東京裁判などでは賠償金の請求はなかった。しかし、人道的責任、殺人や戦争責任は問われたわけですが、今でも問われるのが「戦勝国が敗戦国を裁く」という通常の裁判では考えられない状況で行われたことだ。戦勝国も間違いなく戦闘を行い、殺人もしている。軍人、民間人問わず…。しかし、戦勝国は裁かれなかった、裁く立場であったから。
今、ウクライナでは凄惨な戦いが起こっていてウクライナ人は自衛のための戦いに決死の覚悟で挑んでいるはずだ。この後、何ヶ月、何年かかるのか分からないこの「殺し合い」はロシア軍がウクライナの民間人を殺傷、強制移住などの戦争犯罪を犯しており、国際的に批判の的になっている。
朝鮮戦争やベトナム戦争、アフガニスタン戦争は結局誰も裁かれることなく沈静化または休戦状態になっている。お互いに殺し合っているにも関わらず。
戦争は「殺し合い」の行いだ。民間人を殺すのは国際法違反、軍人を殺すのは罪にならないのか?同じ人間に変わりはない。ロシア人はウクライナ人を殺し、ウクライナ人もロシア人を殺している。
誰が裁かれて、誰が裁かれないのか?


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