対北、プーチン氏「対話を」…首相は圧力を主張
いくら、会談回数が多い両者でも「北と緊密な関係のロシア」と「標的に一つである日本」
という、相容れない立場と緊張感の違いがある。
しかし、日本の動きは遅すぎる。
第一回目の日本を横断して福島の沖に着弾した北朝鮮の「自称ロケット実験」の時には
安倍首相だったので、「すでに北の兵器は、日本本土に着弾する可能性は大きい」と判断して、
『韓国・中国・ロシア・アメリカ』の周辺国または同盟国を巻き込んで、
外交交渉すべきであった。
しかし、当時はアメリカに緊張感はなく、オバマは「ゆうわ路線」というよりも
「北朝鮮まで手が回らなかった。」のだ。
日本にも緊張感はなく、兵器に転用可能の精密機器を日本から送られていた事実もあった。
つまりは「民から官まで緩かった」のが当時の現状だった。
父の金正日の時は、兵器の進化の目的は明白であった。
「確固たる国際的地位」を欲していたのだが、息子の金正恩は首脳会談の経験は「0」であり、
ただただ、ミサイル技術を磨き、進歩させている。
通常、外交の現場では表では罵り合いがあってでも、別の外交専門家同士が実務的な話しを
進めている「硬軟」両方で妥協点を見いだしているものだ。
もちろん、日本もしていたのであろうが、「あまりにも話す状況にない」と判断して、
『兵糧攻め』を試みて海外を飛び回っているのだろうが、
その間、「防衛費の増加」が国会で認められたことは看過できない。
それも防衛省のたっての願いでの成立ということで
『北朝鮮の脅威を理由に軍拡(軍備拡張)をする。』というのは、
「いつか来た道」なのではないかと心配になる。
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