狂人の頭の中

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狂人の頭の中 「私たちは意見を交わすのが苦手である」

2020-11-22 01:03:56 | 狂人の頭の中
あえて今回は「私たち」と書かせていただきました。
「私たち」というよりは「日本人は」と書いた方が良いかもしれない。
質疑応答が得意であろう議員先生などは一部の方を除いて
苦手な様子が中継などでよく見受けられる。

さて、職を離れてからもお声が掛かって「~会議」などに出ていて
発言を求められることがある。
私は着席してから周りの話しを聞いてしばらくして発言するのでちょうど良いのですが
会議が始まって早々に発言を求められることがままあるのですが
「まだ(エンジンが)暖まっていないので」といってスルーすることもある。
まぁ、メールやLINE、Twitterなどで文章をやりとりするのは
十分に考える時間があるので苦痛ではない。
私たちは激しく持論を戦わせる機会が少ない。
欧米ではディスカッションやディベート(討論)の授業があると聞いたことがある。
少なくとも私の年代ではそのような授業はなかった。
帰国子女でも高校、大学ぐらいまでいた人達は活発に討論するのが得意のようです。
それから、検事や弁護士なども得意な人種になると思う。
いかに法廷で論破するかがお仕事でしょうからね。
最近メディアによく出ている「元 大阪府知事」の橋下徹さんなどは
他のパネリストなんかをケチョンケチョンに論破して遠慮が無いが
日本人の少なからぬ人達はあの手の人が苦手だ。
討論の中にも「情」が必要と考えているからだろうか?
私の場合、少し「くすぐり」を入れながら、自分の意見をごまかしながら
いってしまうと言う「悪癖」がある。
しかし、市井では持論を強く言い放つのは周りが「ドン引き」してしまう。
先ほどあげたSNSで意見を言っても、周りは引いてしまう。
この「徳兵衛の狂人日記」や「うつせみ日記」は十年以上好き勝手なことを
書いているが、昔からの知人からはコメントをもらったことはなく
おおむね不評を買っているようである。

しかし、私自身齢を重ねてきて思うのは嫌がられようとも
近所の口の悪いオジさんよろしく「ガミガミ」言っていかなくてはならないのだろうと思う。












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