クレツレスク教会は、革命広場に面して立つ18Cに建造された教会です。ふたつの尖塔をもつ典型的なルーマニア正教のスタイルで、茶褐色で落ち着いた感じです。「フレスコ画」が美しいということで、行ってみることにしました。
ここが入口です。
このフレスコ画は、善と悪を裁く神の姿が描かれています。
クレツレスク教会を道路を挟んで前の広場の様子。
~フレスコ画の描き方の概要~
まず壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ(=新鮮)」である状態、つまり生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描くものです。やり直しが効かないため、高度な計画と技術力を必要とします。失敗した場合は漆喰をかき落とし、やり直すほかないというから大変な緊張感が考えられます。