一日一トライ~”その記憶の記録”

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🅿-95.ただ今、メンテ中➡再焼成

2024-02-16 09:00:00 | 🅿My陶芸作品&手法

ピンホールができた器をメンテする作業をしました。
 内容としては、ピンホールの場所に透明釉を筆で塗り、
再焼成します。このことは、経済的・時間的にロスにな

 りますが、よりよい作品作りのために不可欠な作業です。


 葉や紡錘形の部分は鉄絵で描いたところで、その中にポツポツあるのがピンホールです。


 透明釉の中に、釉薬接着剤(=グレーズバインダー)を3~5%添加してあります。


 ピンホールを見落とさないように、一つ一つていね
いに塗り、気になるところも一応塗っておきます。

原因と対策 
一般に、鉄絵が濃い部分で起きる傾向があります。
しかし、濃くなければ鉄絵が薄茶色になり効果的でないジレンマが
あります。
透明釉には、グレーズバインダーの他にCMCを加えていま
   す。釉薬を掛けた後、手で軽くこすり付けるようにしていますがー。

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