その年に作った作品を主に、楽焼きをすることにしました。
電気窯を4時間で950℃まで上がるコースにセッティングし、
9:00にスイッチON。12:50には830℃になり、スタート時
から入れておいた2個の茶碗の釉が熔け始めています。13:00、
教室のメンバーも全員揃い、いよいよ楽焼きのスタートです。
まず、炭火で加熱します。左端は再焼成の作品です。
約850℃の窯の中に、火バサミで挟んで入れます。
ニクロム線や周りの作品に付かないように慎重に入れます。
数分で全体が鮮やかに光ってきたら取り出します。イイ色です。
少し冷まします。このまま水に入れてもOKです。
籾殻の入っているカンに入れ、上からも籾殻を掛けたりします。
蓋をしてしばらく待ちます。
炭化焼成しない場合は、少し冷ました後水に入れます。
煙にも負ケズ、取り出します。水泳用のゴーグルが欲しい!といった感じです。
バケツの水に入れ急冷します。
水から取り出し、これで完成です。まだ暑いのでDon't touch!です。
はじめに入っていた茶碗です。
12/7、焼成開始直前ブレーカーがオチたため電気窯はリセット。
次週、ニクロム線の一系統が切れ※ていたので温度が上がらな
く断念。何事3回!ーは、私もチョッとは気になる言葉なので、
当日は途中でトラぶったらーと考え、別棟の灯油窯がすぐ使える
ようにデモンストレーションし準備をしておきました。まあ、今回
は最後までスムースにいったので今年の課題がクリアできました。
ニクロム線の修理はー
※このメンテナンスは複数回やっているので自信!?がありです。
しかし、理科の時間に習ったように、ニクロム線が短くなるのは電
気抵抗の問題が発生するので、好ましくありません。因みに、方法
は、接続する両方の線をバーナーで加熱(700℃以上か)し、真っ赤
になってペンチで動くようになったら慎重にネジって接続します。