2017年6月9日、千葉市立花園中学校で大賀ハスふるさとの会による講演が行われました。大賀ハスと花園中学校は、深いご縁で結ばれています。
66年前の発掘中に、大賀ハスの実を発見したのが花園中学校の生徒だったこと、そして大賀一郎博士がいかにこのハスを「平和の象徴」として世界にひろめることを願っていたかということなど、体育館に集まった中学一年生の生徒たちは、南先生の話に耳を傾けていました。
金子会長は、わたしたち地域の住民がこの貴重な大賀ハスを守りながら、古代から続くハス文化を継承・普及していく大切さを語りました。
花園中学校の正門を入り、右に少し進むと大賀ハスをはじめ、知里の曙と睡蓮が植えられています。
そこのパネルには、次のようにあります:
「昭和26年3月30日、大賀一郎博士の発掘に協力していた花園中学校(当時第7中学校)の生徒、西野真理子さんが古代ハスの実を一粒発見した。2000年以上地下に眠っていたハスの実は、2か月後に発芽し翌年7月18日淡紅色の美しい花を咲かせた。これが「大賀ハス」で、世界各地に移植され生命の神秘を伝えている。」
下の写真は大賀ハスの蕾です。講演会当日の撮影です。
睡蓮がきれいに咲いていました。
大賀ハスが咲きましたら、またご報告しましょう。
講演会の報告は以上です。