ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

グループホームに入った母の反乱

2013-09-22 18:36:40 | Weblog
半ば騙すようにグループホームに入居した母

そうはいっても、父亡きあと「この家に住んでいてももう誰も帰ってくるわけじゃないからさびしい」「もし体調を崩したらどうしよう」と一人暮らしをさびしがり、友人や兄弟に
「わたしも老人ホームに入りたいと思うの」とも言っていた母

「お父さんのいたところなら、あんたの家も近いし、環境もいいからいいけどね」という希望をかなえたものだったのに

スタッフも父の時からの顔なじみ

ところが・・・・・

「お母さん、あんな性格じゃなかったよね?!」とスタッフが驚く始末

毎日毎日「帰る」と怒り続け、「娘に電話して!」とさわぐ

わたしにかけてくる電話はそれはそれは怒りMAX

こちらが面会に行けば、歓迎どころか

「こんな薄情な女に育てた覚えはない」

「大学出てるからって偉そうにするな!」

「お前とは縁を切る」

あまりの剣幕に、ホーム長から

会いに来ない方がいいのでは・・・・と言われる始末


それでも、家族はわたしひとりだし

環境の変化や不安のあらわれなら放っておくのはかわいそう

胃痛を感じながら通うことになる

認知症と薬 ①

2013-09-22 08:49:45 | Weblog
気になる記事を見つけました  こちら

お気づきのかたも多いと思いますが、お医者様のバックには製薬会社がついている。

先日大学病院のER入り口で、夕刻、さまざまな会社の営業マンが待機、帰ろうとする医師にすがるように「先日のお薬いかがでしたか?」と歩幅を合わせている光景も見ました。


アルツハイマーの場合、ものわすれだけでなく、暴言、暴力 など周囲に迷惑がかかる行為が現れると、お薬も増えていきます。

父の脳血管性認知症のときは、とてもよい先生に巡り合えたので、お薬の副作用などで心配になることはありませんでした。

しかし、母のアルツハイマーでは、先生が大学病院を辞めてしまわれ、グループホームに入るのをきっかけに「いつも飲んでいるアリセプトを継続」の考えで訪問医(内科)に処方も

お願いすることにんりました。

「ぼくも認知症は診ているので」とおっしゃっていたから。

けれど、暴言がひどくなり、お薬が追加されたときに「あれ?まかせてだいじょうぶ?」という疑念が湧いたのです。

アリセプトの量を10ミリに増やす・・・・といっていたのが(母は持病の関係でずっと5ミリでした)

抑肝散(これは施設長の進言)と、デパス、メマリー  と一気に追加

「ひとつひとつ加えて効果があるか試すのではないんですか?いっぺんにだと、何が母に効いたのかわかりませんよね?」

「いや、これで症状がおちつけば、何が効いたとかわからなくても結果的にはオッケーですから」納得がいかないものの、医師も頑としてこちらの希望を聞き入れてくれず、母は計4種類の薬を飲むことになりました。

それから数日後、母の様子に異変が現れたのです

 次回に 続きます


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