本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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因島の少女とポルノグラフティ

2014年09月06日 | 小説
因島に住む中学3年生の少女千波と恵は同じ島出身の人気バンド「ポルノグラフティ」の大ファン。
そんな二人の日常を描いた小説を読みました。

「明日につづくリズム」 八束澄子

     

年の離れた弟のことや自分の将来のことなどに思い悩む千波。
悩み多き中学3年生の少女にとって同じ島出身のポルノの歌は元気の元。くじけそうになっても歌を聞くと心が晴れやかになる。

家族、友達、島、自分をとりまくさまざまなことに思いをめぐらせる少女の気持ちが描かれた青春物語。
いいこぶりっこじゃなく、ちょっと欠点もある少女の正直な気持ちを描いてあるところがよかったデス。
 
     

著者は因島主出身。この小説を書くきっかけとなったのは、実際に行われた「ポルノグラフティの因島凱旋コンサート」をテレビでみたことだとか。
ポルノは島の小中学生をコンサートに無料招待してたんですね。
ユーチューブで少しだけ小学生招待バージョンを見ると、小学生たちが声を合わせて一緒に歌ってました。
ちょっと見ただけですが、一生懸命に歌っている小学生達の姿が印象的でした。

ポルノグラフティのことはヒット曲を少し知っているぐらいですが、この本を読んでる時は頭の中にポルノの歌がクルクルまわってました。
ふるさとを大切に思う気持ちっていいですね。

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