☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

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フィルムは、こうして守られた 

2007年07月09日 | 日々雑感

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 お友達のがめらさんが、海外へ旅立たれるとか。夏休みも近いですねー。
今週は、空港のセキュリティーチェック状況を、取り急ぎお知らせいたしま~す。



  機材準備編 「重量との闘い。とかくカメラは重いモンです。

 カメラ云々の前に、まず米国方面への荷物チェックについて、気になる点を。

*現在、スーツケースに鍵はかけられません。米国当局が認定した鍵付き鞄か、
 スーツケースベルトにのみ、鍵をかけて預け入れることが出来ます。ご注意を。
(最悪の場合、鍵を破壊して鞄を開けられる可能性があるそうです。旅行用品屋さんにご相談下さい。)

*重量制限は、航空会社によって変わります。乗り換えがある方、思わぬ所で
 超過料金を取られないよう、事前に確認を取った方が賢明です。単位にも注意。
(落とし穴は、国内線乗り換えや、米国を経由して欧州へ行く場合です。10㎏以上差があることも・・・。)

さて、カメラは精密機械&荷物の紛失も心配。必然的に、機内持ち込みです。
ここで、重量&大きさ制限の壁がぁ。機材を、最低限に絞らなければなりません。

今回、10㎏以内に収めるため、レンズやボディーの重さを計り、電卓で計算。
コード類は、きちんとまとめてパッキング。フィルムは箱から取り出し、テープ
でブロッキング後、透明なビニール袋へ。(←これが、後で功を奏します。)

少しでも軽くしたいため、この作業に3日。荷造りから、撮影は始まっていた
のでした。 (↑とは言う物の、、、。時間かかりすぎーでした。

  成田空港編 「えっ、電源が入らない物は、没収~~~!?

いよいよ、出発でーす。成田空港でのチェックも、思った以上に厳しいです。時間
がかかるので、混雑期は早めのチェックイン、おススメします。(空港関係者か!?)

さてさて。私的にはここで、驚愕情報が。デジカメを初め、ストロボ、ストレージ等。
電気機器は、前日に充電してから出かけて下さい。万が一、空港の係官から、
「それ、動かしてみて下さい。」と言われ、動かなかったら没収 なんだそうです!

私も、フォトストレージの電源を入れるよう言われました。皆様、知ってましたぁ?

  米国空港編 「元気に、挨拶。くっきりはっきり言いましょ。

米国に着いたら、ここからが正念場です。テロ事件以降、空港のチェックはとても
厳しいです。まず、空港内の撮影は禁止。空港内、カメラを出して歩かない方が
良さそうです。(監視カメラの位置を調べる、テロリストと間違えられるんだとか。)

手荷物チェックの場所では。上着、ベルト、靴まで脱いでトレーに入れなければ
なりません。(靴下のまま、ゲートをくぐるんですよー。)

フィルムを持参する予定の皆さん、お待たせしました。ここから本日のお題です。

通常、空港のX線は、感度400のフィルムまで、感光しないと言われています。
しかし、この厳重さ。安全とは言い切れませんね。背に腹は代えられません。

ここで元気に手を挙げて言ってみました。語学力不足は大きな声でカバーです。

  「すみませ~ん。」
  " Excuse me ! "

  「ISO800の高感度フィルムを持ってるんですけど。」
  " I have highly sensitive ( high-speed ) films , ISO 800. "

  「このX線を通して大丈夫なんでしょうか?」
   " Is this X-ray safe for films ? "

  「X線をかけないでもらえますか?」
   " If possible, please do not X-ray ."

果たして、正しい英語なのか?定かではありませんが・・・。この会話で、係官
にX線を通さずチェックしてもらっていました。フィルムをビニールの袋に入れ、
取り出しやすくした結果。「見やすかった、ありがとー。」と、丁寧に返して下さ
る場合が多かったです。

中には、難色を示す係官の方もいらっしゃいますが、そこは粘り強くですね。
相手の目を見て交渉してみて下さい。(最後にお礼のひと言、お忘れなく。

ちなみに。係官の手元を、じ~~~っと、それこそ、じーっと見ていたら。
「ダイジョブだからー。とったりしないから、大丈夫だから。」と言われました。

以上、参考になるかどうか分からないような(?)、情報でしたね。(詫)
海外撮影に行かれる皆様。安全で楽しい旅になりますよう、お祈り致します。

今日の写真は、ケンブリッジの地下鉄での一こまを。さすがに今回は
   ISO100のポジを中心にフィルムを用意しました。手ぶれとの闘いは
   いい加減、懲りたと申しましょうか。でも、ちょっとブレ気味?
   地下鉄で一眼を構えるの、勇気が要りました。腰も引けてます。(泣)