大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

諸君

2010-07-07 14:00:00 | 日記
諸君は必ず失敗する。ずいぶん失敗する。成功があるかもしれませぬけれど、成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たなければならぬ。度々失敗すると、そこで大切な経験を得る。この経験によって、もっと成功を期さなければならぬのである。

大隈重信

友達

2010-07-06 22:11:07 | 日記
友達とギャラリーで色々雑談する。これからずっと日本にいても哲学者になるしか道はない。それならいっそのこと香港に行ってお嫁さんを探して家庭をもつのも悪くない。日本では修行して悟りの境地にいくことがよしとされてたけどもしかしたら少し違うのではないか?と友達は言う。なるほど…修行も悟りもない世界の方が楽な生き方が出来るかもね。僕は毎日毎日自分の都合だけを考えている人間かも。でも自分勝手な人間ではないと思う。正直、親切に人様に接して生きてきたし、これからもずっと精一杯真面目に生きてゆこうと思う。日本列島は島国だけど、世界の中で最高の文化を堅持している国。こんな地上楽園に生をうけたことを感謝することからスタートするのがまっとうな生きる姿勢じゃないかな。友達はサンパウロ生まれ…ラテンの血を後天的に受けついた人。近い内に一緒に南米に行くかも。コスモポリタンの彼が日本に息苦しさを感じているのは僕も納得するけど絶望するより希望を持って生きた方が楽しいな。財産は友達と信用、ちょっとした地上楽園…金銭だけじ
ゃないと励まして貰える。素晴らしい1日でした。ありがとう。

僕の1日

2010-07-06 00:55:12 | 日記
いつものように朝目が覚め、枕元にある本を数冊読み、ブログチェック。急いで一階と二階を雑巾掛けしてB&Oでクラシックを楽しむ。洗濯してシャワーを浴びながら1日のプランを立てる。近所のサントスという喫茶店で朝食兼昼食。バス停までゆっくり歩く。銀座四丁目でバスを降り、ギャラリーへ。スタッフと打ち合わせ、オークション会社の社員が飛んでくる。(詐欺会社のビンチを非難してやる。二年間仕事が出来なかったのはビンチのせいだ!(笑))その後、アーティストと渋谷へ直行。あるギャラリーでどうでもいいぐらい凄すぎるレベルの作品をみる。一点も売れない…悲惨な状況。アーティストと別れ品川駅へ。東海道線で熱海のアーティストと待ち合わせ。多分彼は30分以上駅前で僕を待っていたと思う。(あえて僕も彼も何も言わない)巨大なスタジオで新作の水墨画を拝見する。約100点。衝撃をうける。金脈を発見する。正直に感想を述べた。まるで神様が紙面に舞い降りてきたような信じられない光景に打ちのめされ
そうになる。「普通のアートディーラーは3点位みただけでもういいですという人。吐きそうになる人もいる」と言う。北京での展覧会用に作品のチョイス。ハイクオリティーな作品を2人で選択する。笑魚というお店で夕食を共にする。イカがバケツの中で暴れていた。多分イカッてた。35センチのイサキがバケツから勢いよく踊りでてレストランの床の上を跳ね回るのを目撃。(いきなりドブネズミが入ってきたと思った)アワビのお刺身もいただく。「船が港に着いて鰹がとれたよ。良い鰹だよ」とおばちゃんが奨めてくれる。確かに美味。グルメを自認する僕も驚く。トロトロ?不思議な歯ごたえ!全てに大満足して熱海駅まで送ってもらう。東京行きを急遽予定変更して大中寺の下山さんに電話する。沼津へ。タクシーでお寺さんへ。一時間おしゃべりする。「銀座でギャラリーを維持する人はこういう作品を扱わないと駄目なの?」と熱海のアーティストから所有権が移転した作品を見て笑っていた。(明日の朝もう一度下山さんに特別に見せてあげる
。お礼に一点だけプレゼントするつもり)いつものB&Bで寝ようと思ったら下山さんから新刊のゲラ刷りを渡される。校正を依頼される。僕は幼稚園児の読み書きレベル!(うわ~)下着を洗濯して横になる。竹内健さんの邪神記(現代思潮社)をもう少し読み進める。電話20回以上、メール15回以上…明日朝本堂で般若心経を唱和する。ツイてる自分に感謝します。ありがとう!

生の方向

2010-07-04 17:19:50 | メッセージ
生の方向から”老い”や”死”を見るとだんだん不安になるも
のですが、思いきって”死”のほうから”生”を見ると人生を楽し
まなくちゃという気持ちになります。自分で楽しいことを探して、
おもしろく生きようと思えてくるんです。(ある雑誌から)
人生を楽しむことは人間として当たり前の権利だと思う。いろんな楽しみ方があるけど読書と芸術と旅行を楽しむことは最高じゃないかな。命とは自分の持っている時間、命とは自分の使える時間なら楽しい時間を大切に過ごした方が良いと思う。心身のバランスを取りながら未来から過去に向かって貴重な時間を楽しく過ごしたいと思う。その際、不安と恐怖感だけは決して心に持たないことが重要な生き方のポイント。人様に正直、親切に接すれば自分も相手もお互いハッピーになれると思う。死は最大の平等である(一条真也)

2010-07-02 14:00:00 | 日記
人間は、ほんとうに利口でほんとうに精を出し、ほんとうに辛抱強ければ必ず運が開けてくるものだ。わしは、これをバカのひとつ覚えで、「ウン・ドン・コン」とお題目のように唱え続けている。人間にもっとも大切な運は、鈍でなければつかめない。利口ぶってこちらでチョコマカすると、運のほうでツルリツルリすべって逃げてしまう。鈍を守りきるにはどうしても根がなければならない。

古河市兵衛

涙の般若心経 ―金澤翔子 般若心経展を終えて―

2010-07-02 12:02:00 | 金澤翔子さん関連
約1ヶ月間に渡る金澤翔子さんの般若心経展も無事終了しました。大勢の来場者があり、とても感謝しています。思い返せば一月に書家の金澤泰子さんと泰書会のトップの方と展覧会について話し合いを2時間程持ったのですが、その時、銀座の私のギャラリーに来る直前まで、展覧会はスケジュールの都合で開催する予定が全くなかったそうです。ギャラリーでお話をし、その後斜向いのぶどうの木でコーヒーを3人でいただいたのです。泰書会のトップの方から「あなたのギャラリーでやろうよ。イメージも湧きました」と言われてとてもうれしく思いました。私は内心、金澤翔子さんの書の展覧会を実現できなかったらもうギャラリーは廃めようと決意していたので、展覧会が決定したときは喜びで一杯でした。バンザイ!と叫びたいくらいでした。本当に自分は人の縁に恵まれてツイてる人生を歩んでいると思います。九州や関西方面からも多くの方が会場に足を運んでくださいました。本当にありがとうございます。これからは、1階のギャラリーに金澤翔子さんの書を常設展示する許可も泰子さんからいただきました。とても光栄に思っています。

確か7月22日にフジテレビの奇跡体験!アンビリバボーという番組で金澤翔子さんの特集が組まれるそうです。その際、私のギャラリーの展示空間が紹介されるみたいですので、よろしかったらご覧ください。10歳のときに涙を流しながら揮毫した般若心経の四幅対の掛軸が放映されます。所々、涙の跡が残っていて、涙の般若心経です。