CAM(補完代替療法)の施術者である蔦森かおりさんから、紹介していただいた「ウニヒピリ」という本を最近読んだのですが、わかったようでわからない本というのが率直な感想です。
ウニヒピリというのは、自分の中にもう一人の自分がいる。それは潜在意識そのものであり、自分がこの世に生まれてきてから、経験し体験したあらゆる事に関する情報=つまり記憶を持っているだけでなく、宇宙の誕生から現在まですべての生命体、すべての鉱物などの体験した記憶までも持っているのだそうです。自分の身の回りで起きるあらゆることは、ウニヒピリが持つ記憶が原因で、その問題の原因となっている記憶を消してしまえば解決できるというのが、「ホ・オポノポノ」の世界です。ウニヒピリは、宇宙が誕生してからのすべての記憶にアクセスして、瞬間瞬間に膨大な記憶を立ち上げ、一秒間に1500万ビットの記憶が立ち上がるそうです。実際には、自分という表面意識が日々知覚できるのは、一秒間にたったの15ビットの記憶しかありません。人間が、問題だと感じるものは、“すべて”ウニヒピリが再生する記憶にすぎない、ということがとても重要な点です。
「自分自身を見なさい。いつまでもひたすら自分を見なさい」
実生活上に問題が生じた時は、ただ自分が保管してきた記憶が再生されていることにすぎないのだから、その記憶を手放せばいい、つまりクリーニングをすればいい。
僕は、この本の中で盛んにクリーニングすればいいという文章を見て、正直に言うと戸惑っています。クリーニングの意味するところがよくわからない。もしかしたら、この翻訳には誤りがあるのではないかと疑いがでてきて思いきって原書を取り寄せてみようと思っています。訳が短絡的な印象を受けます。根本のところから見直した方が良さそうという気になってきて、蔦森先生には申し訳ないのですが、とても好きになれる本ではないですね。もう少し英語を勉強してみようという気になってしまい、本書のエッセンスを把握できない自分の能力のなさに愕然としています。すみません。。
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以下、メモです。これから研究します…。
・ウニヒピリ(潜在意識)・ウハネ(表面意識)・アウマクア(超意識)・ディヴィニティ(神聖なる存在)
1 ありがとう、ウニヒピリ。;2 ごめんね、ウニヒピリ。;3 ゆるしてね、ウニヒピリ。;4 愛しています、ウニヒピリ。;5 ゼロ・コード
《ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」。これを、ハワイ伝統医療のスペシャリストであり「ハワイの人間州宝」(1983)の故モーナ女史が、現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」です。それを世界に広めた第一人者ヒューレン博士と、モーナ女史の一番弟子として活躍するKR女史のおふたりが、ホ・オポノポノのなかでも最も大切な潜在意識「ウニヒピリ」について、じっくり語ってくれたのが本書。「ホ・オポノポノ」を正しく実践するためにも、必ず知っておきたい究極の真理です。》