大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

京都の旅

2010-08-03 19:05:00 | 旅行
先日、京都を訪れ、いつものように蓮華寺さんに遊びに行きました。とても暑い日でしたが、ほとんど観光客はいないなか、お茶をいただいたり、庭の景色を眺めながら、二時間近く心静かにのんびりしてきました。十年以上前からこのお寺さんを訪問していますが、毎回庭の景色が違った趣を呈していて、やっぱり京都では、最も好きなお寺さんですね。もう7~80回通ったと思います。庭園の方は、極楽浄土から修行を終えて帰ってくる舟、つまり入船の世界を表している石造りの舟が池の上に浮かんでいて、とても珍しいそうです。この庭園は和敬清寂の世界、つまり静の世界だと思います。いつもお茶をいただいている別室は、目の前に小川が流れていて、動の世界を表現しているような感じがします。その川は、生命の川を表現しているように自分は勝手に思いこんでいるのですが、蓮華寺全体が静と動の相反する二つの貌を持つ世界を表していて素晴らしいお寺さんだなと、心の底からいつも思います。よかったら、ぜひ訪ねてみてください。



静の世界


動の世界



日本最古の寺子屋として使われた土蔵

京都の旅(グルメぶりっこ11)

2010-08-02 16:14:47 | グルメ
先日京都でとてもおいしい食事を出してくれるお店に行きました。実をいうと二度目でしたが前回よりも強烈に印象に残る料理の品々でした。いろんな京都案内のガイドブックがでていますが、京都人が選んだミシュランの料理店では第一ページにでてくるお店で、恐らく京都の数ある料理屋さんの中でも若手でトップクラスのお店じゃないかな、と思います。その料理屋さんの名前 は『じき 宮ざわ』というお店ですが、料理がアートであるということを教えてくれる実力派のお店だと思います。特に、「焼胡麻豆腐」が絶品でした。まるで、極上のフォワグラを食べるような触感ですが、くどくなくて洗練された繊細な味を表現してくれていると思います。京都の食文化はおそらく世界最高峰の水準に達してるように思うのですが、いかがでしょうか。京都の大学を卒業してからおそらく300回は京都をおとずれていると思うのです。足を運ぶたびに京都の奥深さと底力を見せつけられて感動と畏怖の念を抱いてしまうのは僕だけでしょうか。オクラのお新香も絶品です。もし京都を訪れたら是非足を伸ばしてほしい、そんな素敵なお店です。



       焼胡麻豆腐

ウニヒピリ No.1

2010-08-01 10:00:00 | 読書
CAM(補完代替療法)の施術者である蔦森かおりさんから、紹介していただいた「ウニヒピリ」という本を最近読んだのですが、わかったようでわからない本というのが率直な感想です。

ウニヒピリというのは、自分の中にもう一人の自分がいる。それは潜在意識そのものであり、自分がこの世に生まれてきてから、経験し体験したあらゆる事に関する情報=つまり記憶を持っているだけでなく、宇宙の誕生から現在まですべての生命体、すべての鉱物などの体験した記憶までも持っているのだそうです。自分の身の回りで起きるあらゆることは、ウニヒピリが持つ記憶が原因で、その問題の原因となっている記憶を消してしまえば解決できるというのが、「ホ・オポノポノ」の世界です。ウニヒピリは、宇宙が誕生してからのすべての記憶にアクセスして、瞬間瞬間に膨大な記憶を立ち上げ、一秒間に1500万ビットの記憶が立ち上がるそうです。実際には、自分という表面意識が日々知覚できるのは、一秒間にたったの15ビットの記憶しかありません。人間が、問題だと感じるものは、“すべて”ウニヒピリが再生する記憶にすぎない、ということがとても重要な点です。

「自分自身を見なさい。いつまでもひたすら自分を見なさい」

実生活上に問題が生じた時は、ただ自分が保管してきた記憶が再生されていることにすぎないのだから、その記憶を手放せばいい、つまりクリーニングをすればいい。

僕は、この本の中で盛んにクリーニングすればいいという文章を見て、正直に言うと戸惑っています。クリーニングの意味するところがよくわからない。もしかしたら、この翻訳には誤りがあるのではないかと疑いがでてきて思いきって原書を取り寄せてみようと思っています。訳が短絡的な印象を受けます。根本のところから見直した方が良さそうという気になってきて、蔦森先生には申し訳ないのですが、とても好きになれる本ではないですね。もう少し英語を勉強してみようという気になってしまい、本書のエッセンスを把握できない自分の能力のなさに愕然としています。すみません。。


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以下、メモです。これから研究します…。

・ウニヒピリ(潜在意識)・ウハネ(表面意識)・アウマクア(超意識)・ディヴィニティ(神聖なる存在)

1 ありがとう、ウニヒピリ。;2 ごめんね、ウニヒピリ。;3 ゆるしてね、ウニヒピリ。;4 愛しています、ウニヒピリ。;5 ゼロ・コード

《ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」。これを、ハワイ伝統医療のスペシャリストであり「ハワイの人間州宝」(1983)の故モーナ女史が、現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」です。それを世界に広めた第一人者ヒューレン博士と、モーナ女史の一番弟子として活躍するKR女史のおふたりが、ホ・オポノポノのなかでも最も大切な潜在意識「ウニヒピリ」について、じっくり語ってくれたのが本書。「ホ・オポノポノ」を正しく実践するためにも、必ず知っておきたい究極の真理です。》