県産・国産牛を味わいながら魅力を伝えるタイ王族のサラリー・キティヤカラ妃殿下(右)ら
=4日、那覇市牧志の「焼肉 琉球の牛」
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タイ国営放送の海外旅行番組収録のため、タイ王族でタレント業もこなすサラリー・キティヤカラ妃殿下らが4日、来沖した。13日まで滞在し、沖縄本島を中心に県内の著名な観光地を巡ったり、沖縄料理を食べたりしながら沖縄観光の魅力を伝える。番組収録はタイからの誘客強化を目指す県内企業の招きで実現した。初日は県産牛、国産牛を提供する那覇市牧志の「焼肉 琉球の牛」でロケをした。
取材に応じたサラリー妃殿下は沖縄の魅力について「いろんな城を見てきたが、首里城は美しく気に入っている。沖縄には音楽や料理など他の地域と違う特徴がある」と語った。また「タイ人は日本が好きなので、沖縄も知られれば興味を持たれると思う」と期待した。日本の皇室とタイ王室の友好関係の発展にも期待した。
共に番組のレポーターを務めたジェシカ・パーサパンさんは「沖縄の美しい海に潜るのが楽しみだ」と話した。
サラリー妃殿下は同日、沖縄観光コンベンションビューローを訪ね、平良朝敬会長と意見交換した。平良会長は泡盛がタイ米を原料としているなど沖縄とのつながりを紹介。ピーチ・アビエーションが那覇-バンコク路線を開設したことにも触れ、交流促進に期待した。沖縄を紹介する番組は2月から3月にかけてタイで放送される予定だ。
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