沖縄の音楽や食、伝統芸能を集めた大沖縄文化祭「はいさいフェスタ2019」が1日から神奈川県川崎市のJR川崎駅前の商業施設ラ・チッタデッラで開かれている。
2日は、県出身バンドのMONGOL800(モンパチ)のヒット曲「小さな恋のうた」をテーマに制作された同名映画から誕生したバンドがライブ演奏して、5月24日の映画公開をアピールした。
フェスタは5日まで。
ライブでは、映画に出演した佐野勇斗さんと森永悠希さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、鈴木仁さんの5人が登場し、「小さな恋のうた」や「あなたに」を披露した。サプライズでモンパチの上江洌清作さんと、映画でライブハウスのオーナー役だった世良公則さんも飛び入り参加した。主催者側によると特別ライブには約千人が集まった。
ボーカルの佐野さんは「映画は沖縄で撮影した。ぜひ映画を見て(撮影地を巡る)聖地巡礼して」と観客に映画観覧を呼び掛けた。清作さんは「もっとライブが見たい」とバンドの初ライブをたたえた。
はいさいフェスタは、沖縄とゆかりの深い川崎市で毎年開催しており、今年で16回目。会場には、沖縄そばや沖縄物産を販売する露店が並び、沖縄旅行の抽選会も開かれている。沖縄出身のアーティストらによる野外フリーライブも日替わりで開かれるほか、川崎駅前ではエイサーも披露されている。 【琉球新報電子版】