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満島ひかりが「沖縄に帰って来ないようにしていた」理由 フリーランスになった理由

2019-05-17 18:43:21 | ニュース

「久々に沖縄に帰ってやる気が出た」と語る満島ひかりさん=15日、那覇市の平和通り周辺

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那覇市のまちぐゎー(商店街)を舞台にしたドラマ「甲子園とオバーと爆弾なべ」に出演する沖縄県出身女優の満島ひかりさんが15日、琉球新報の取材に答えた。満島さんが沖縄を舞台にした作品に出るのは小学6年生の時に出演した映画「モスラ2 海底の大決戦」以来。「久々に沖縄に帰ると肩こりがほぐれる。みんなに応援してもらい、やる気が出た。もっと元気になって、みんなにパワーを分けられる人になりたい」と笑顔で語った。

13歳で上京し「わざとじゃないけど帰って来ないようにしていた。東京で頑張らないといけない時に帰ると、ゆったりし過ぎて怖くなって」と振り返る。


今作の脚本・演出を務める中江裕司監督の作品には以前から出たかった。「エネルギーがすごくて、温かくて、ちょっとふざけていて、私の好きな沖縄が描かれている。監督に『一度出してもらえませんか』と話しに行こうかな、と思っていた矢先にお話を頂いたのでうれしい」

ドラマは食堂を営む老夫婦が主人公。沖縄水産の甲子園準優勝に沸く1990年の沖縄を舞台に、力強い庶民の姿や平和への願いを描く。「(主演の平良進さん、吉田妙子さんら)故郷の大先輩たちと同じ作品に出られるのが最高」と喜ぶ。

満島さんは息子を放課後、食堂に預けて昼夜働くシングルマザーを演じる。監督から細かくアドバイスをもらいながら自然体で臨んでいる。「撮影中は作品に対して頭の中がゼロの状態でやれる方がいい。商店街で撮影しているので通り掛かった人が声を掛けてくれることもある。そういう空気と一緒に(演技)できたらいい」

まちぐゎーではアクターズスクール時代に友人と遊んだ思い出がある。「懐かしい。こういう場所(昔ながらの商店街)が大きく残っているのは日本でも珍しい。久々に公設市場に行って、沖縄の豚はやっぱりおいしいなーと思いました」

昨年、事務所を離れてフリーランスになったことについては「100くらい理由はあるけど一番は体を休めたかった。まだ知らないことがいっぱいあるのに、知ったような気持ちになって疲れている場合じゃない」と明かす。今後の活動について「絶賛模索中。今沖縄にいることはすごくいい。もう1回新たな気持ちで好きなことをやっていきたい」と話した。



 ドラマは8月上旬にNHKBSプレミアムで放送される。


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秋に沖縄で「タイフェスティバル」初開催 県、数万人の集客目指す 大使館主催

2019-05-17 18:39:46 | ニュース

多くの市民でごったがえすタイフェスティバルの様子=12日、東京都の代々木公園イベント広場

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在日タイ大使館主催の「タイフェスティバル」が、秋にも沖縄県内で初開催される。同フェスティバルは全国各地の都市で開催実績があり、高い集客力を誇る。東京ではこれまで20回開催され、週末などの2日開催で20万~30万人を集める。県観光振興課は「秋ごろの実施に向け昨年度からタイ側と調整している。数万人規模の集客を目指したい」と述べた。

5月11、12の両日には東京の代々木公園でタイフェスティバルが開催された。タイ料理や雑貨など多彩な出店のほか、泡盛はタイ米が原料というつながりから、県酒造組合が泡盛を提供するブースを設置した。AKB48グループのBNK48など、タイで人気のアーティストらが出演する舞台プログラムもあり、大勢の人でにぎわった。

県酒造組合は「東京開催に合わせた出店は2回目で、今回は2日で3千杯ほど試飲してもらい、アンケートで多くの感想をもらった。今年は沖縄開催が予定されているので泡盛のPRにつなげたい」と期待を込めた。

宮腰光寛沖縄担当相は14日の記者会見で「秋をめどに沖縄で第1回タイフェスティバルを開催する準備が進んでいる。沖縄とタイは直行便もあり、フェスの開催を通じて友好が進み、タイ米を利用した琉球泡盛の消費拡大につながることを期待したい」と述べた。

タイ大使館もホームページで沖縄での開催予定を紹介している。


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