Oggi che cosa hai fatto?

なんとなくな毎日

秘湯 「鶴の湯」(5)

2015-04-06 22:00:48 | Weblog
あの乳白色の温泉! 



旅行番組や雑誌に取り上げられるあの混浴露天風呂は、思いのほか通路添いにいきなり出現します。
思わず「道端じゃん!」と言ってしまうほど。


なので、夏の繁忙期などは「お立ち寄り湯」のお客さんがわんさか見物状態になるとか。

今回もほぼ満室状態にもかかわらず、お風呂の数が多いせいか、露天風呂も入浴者は2、3人でゆったりしています。

混浴露天はバスタオル禁止ですが、白濁しているので絶対立ち上がらずにじり歩きで大丈夫です。
しかも、このお風呂、下から湧き出しているので、パワーが違います。


こちらは女子露天。 宿泊中、女子湯はほとんど貸切状態で使えるという贅沢。
ただ、女子露天風呂から黒湯に戻る時の入口が分かりずらく通り過ぎて、うっかり全裸のまま外に出そうになってしまうのでご注意を。
コメント

秘湯 「鶴の湯」(4)

2015-04-06 21:38:54 | Weblog
お湯の次の楽しみはお食事。

夕食は、囲炉裏の間に用意されます。 1時間前に囲炉裏に炭が入ります。
でも、一酸化炭素中毒防止に、通気をよくしておくことをお忘れなく。

お料理は、いわなのお刺身。切り干し大根の煮物など家庭的なお料理に、袋タケの煮ものにお蕎麦。
いも団子のお鍋。

素朴な味わいですが、少々の懐石料理などはどこでも食べられるので、ここでしかいただけない山の幸が、返ってご馳走です。

袋タケもフカヒレのような味わい。 芋なべは、ただの芋ですが、絶品です。素材の味が生きているので、つい2杯3杯と食べれます。 お腹いっぱいになってので残してしまいましたが、そのまま置いておいてくれたら夜食にまだ食べたいくらいでした。

ビールは秘湯ビール! 

食後にはデザートにこんなものまで。
秋田弁のおじさんが、「こんなものだけんどな」と言いながら出してくれます。


朝食は大広間で。
 お豆腐が濃厚で美味しい。

コメント

秘湯「鶴の湯」 (3)

2015-04-06 21:32:23 | Weblog
「鶴の湯」の宿泊施設は、3つのタイプに分かれています。

一番人気なのが、「本陣」。 門を入ってすぐにある左側の長屋です。トイレと囲炉裏のついたお部屋で一番人気らしいです。

 次に、2号館、3号館と呼ばれる建物で、トイレ洗面が共同となるタイプです。
 そして、新本陣、東本陣、離れ本陣は、トイレ洗面がついた少し広めのお部屋となっています。離れ本陣だけが、門の外に位置していますが、新と東本陣は敷地内にあります。

 空いていた「新本陣」、なんとお値段が中では高いだけあって、ゆったりした間取り。
囲炉裏のお部屋もあり、簡単な洗面台に、暖房便座ウォシュレットつきのトイレもあり快適でした

お風呂で一緒になった初老の女性はツアー参加で2号館を利用されたようで、「ここはお風呂はいいのに、お部屋にトイレもないんですね。一長一短ですね」とこぼされていました。 若いうちはいいですが、お年頃になると夜の寒い時間に共同トイレまで行くのは不便ですよね。
コメント

秘湯 「鶴の湯」(2)

2015-04-06 09:30:58 | Weblog
たどり着いた「鶴の湯」に降り立つと、タイムスリップしたような世界が広がっていました。

スーツケースを引きずるには不便な石ころ道を、「フロントはどこ~?」状態で引きずる。
たまたまその辺にいた客に、「フロントはどこですか?」と聞くと、そこの「事務所と書かれている場所」と教えてもらう。

が、「ほんとにここ?」みたいな雰囲気。それでも、扉をひとつあけ、またひとつ開けると、売店と勘定場のようなものがあり、すでに人があふれている。
とりあえず、「宿泊の受付はここでいいのですか?」と忙しそうなスタッフに声をかけてみると、「はい、そうです。お名前は?」と対応してくれる。 一安心。


玄関から新本陣のお部屋へ向かう階段、熊のはく製がお出迎えしてくれます。
コメント

秘湯 鶴の湯へ (1)

2015-04-06 09:11:36 | Weblog
今日はまた少し寒いのか、おぼっちまん君が膝の上から下りない。。 おもいぞ。


旦那君が憧れ続けた「秘湯 乳頭温泉 鶴の湯」は、予約の取れない宿としても有名らしいです。
様々なツアーや旅行会社からトライしてもなかなか取れず、業を煮やした旦那君、直接電話する作戦にでる。

すると、「空いてますよ。 離れ本陣と新本陣なら」のお返事。 少し高めのお部屋ですが、旦那君即予約してしまいました。 そして、いよいよその「鶴の湯」へ。

移動は、「湯めぐり号」で。
湯めぐり号は、「湯めぐり帖」を購入しないと使えないのでご注意を。

しかしさすがに遠い。 「鶴の湯」は乳頭温泉の7つの湯の中でも一番離れた位置にあります。
遊歩道もあるようなので、季節のよい時期には歩くのもいいかもしれません。
が、この雪の中。 道路の雪は除雪されているものの、それでも幹線道路を7、8分、さらに側道を8分ほど入ってようやく到着しました。


その場所は、「異次元」 タイムスリップしたかのような世界でした。
コメント