とあるスナックで
コー
小林
コー
コー
ベルナーは、この本の中でとても重要なことをいっていると思う。 P-94
伝統的で、かつ経済政策の主流となっているマクロ経済学の四つの理論を紹介しましたが、いずれもが90年代の日本経済を説明できないという現実を踏まえると、もしかすると、これらの理論が正しくないのかもしれない、と疑ってみる必要があるのかもしれません。
では、これらの理論が正しいのか、正しくないのか。それを検証する非常に簡単な方法があります。この四つの理論に共通する考え方を一つだけ見つけて、それが現実に合っているのかを調べるという方法です。
そこで改めて四つの理論を見てみると、どの理論にも登場した考え方があることに、みなさんはすでに気がついているかもしれません。そうです。名目GDP(または名目所得)と流通したお金の合計量が等しいという<交換方程式>です。
伝統的で、かつ経済政策の主流となっているマクロ経済学の四つの理論を紹介しましたが、いずれもが90年代の日本経済を説明できないという現実を踏まえると、もしかすると、これらの理論が正しくないのかもしれない、と疑ってみる必要があるのかもしれません。
では、これらの理論が正しいのか、正しくないのか。それを検証する非常に簡単な方法があります。この四つの理論に共通する考え方を一つだけ見つけて、それが現実に合っているのかを調べるという方法です。
そこで改めて四つの理論を見てみると、どの理論にも登場した考え方があることに、みなさんはすでに気がついているかもしれません。そうです。名目GDP(または名目所得)と流通したお金の合計量が等しいという<交換方程式>です。
小林
そして、P-144
まず、主流の経済学理論がまちがっていた点について、ここでおさらいしておきます。
第一は、名目GDP(または名目所得)は経済取引全体を示すのではなく、経済取引全体の一部だということです。金融取引や不動産取引などは、名目GDPに含まれない取引です。
まず、主流の経済学理論がまちがっていた点について、ここでおさらいしておきます。
第一は、名目GDP(または名目所得)は経済取引全体を示すのではなく、経済取引全体の一部だということです。金融取引や不動産取引などは、名目GDPに含まれない取引です。
コー
ここがまず第一のポイントだな。そして第二のポイントは?。