とあるスナックで
小林
コー
ママ
コー
小林
コー
ママ
小林
お金が全部、誰かが借りたお金だとすれば、僕の財布のお金も、銀行の預金も全部誰かが借りたお金でしょう。とすると、お金ってすべて、銀行から借りた時の(借用書)ということにならないですか。
コー
そうだね。<債務貨幣・借金貨幣システム>の根幹の制度である<部分準備制度>というのは、昔話にあったタヌキが枯葉にチチンプイと魔法をかけて、小判にしてしまったのと同じで、(債務・借金)にチチンプイと魔法をかけて、お金にしてしまうシステムなんだな。
だから財布にいっぱいお金を貯めたり、タンスにいっぱいお金を貯めたり、銀行にいっぱいお金を貯めても、そのお金はタヌキが魔法をかけた枯葉と同じかもしれないな。
だから財布にいっぱいお金を貯めたり、タンスにいっぱいお金を貯めたり、銀行にいっぱいお金を貯めても、そのお金はタヌキが魔法をかけた枯葉と同じかもしれないな。
ママ
そんなことってある? それって嘘でしょ。
コー
ごめんごめん、この話は俺の単なる思いつきの話だから気にしないで、ママ。
小林
でも、G・エドワード・グリフィン著<マネーを生みだす怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>のp-213 にはこう書かれていますよ。
債務からマネーを創造する
この辺で一歩退いて、分析してみよう。まず、銀行は顧客の貨幣を安全に預かる預かり業として始まった。その硬貨に対して預り証を発行したとき、商品貨幣が預り証貨幣に代わる。これはとても便利だったが、それでマネーサプライが変わるわけでなかった。人々は硬貨を使うか預り証を使うかどちらかを選択できたが、両方を使うことはできなかった。硬貨を使えば、預り証は発行されない。預り証を使うなら、硬貨は金庫の中で流通しない。
銀行がこの慣行を捨てて、借り手にも預り証を発行しはじめたとき、銀行は魔術師になった。無からマネーを創造すると言った人もいるが、事実は少し違う。銀行はもっと不思議なことをやってのけた。
債務からマネーを創造したのである。
債務からマネーを創造する
この辺で一歩退いて、分析してみよう。まず、銀行は顧客の貨幣を安全に預かる預かり業として始まった。その硬貨に対して預り証を発行したとき、商品貨幣が預り証貨幣に代わる。これはとても便利だったが、それでマネーサプライが変わるわけでなかった。人々は硬貨を使うか預り証を使うかどちらかを選択できたが、両方を使うことはできなかった。硬貨を使えば、預り証は発行されない。預り証を使うなら、硬貨は金庫の中で流通しない。
銀行がこの慣行を捨てて、借り手にも預り証を発行しはじめたとき、銀行は魔術師になった。無からマネーを創造すると言った人もいるが、事実は少し違う。銀行はもっと不思議なことをやってのけた。
債務からマネーを創造したのである。
コー
ほらねママ、お金はやっぱり、タヌキがチチンプイプイと魔法をかけた枯葉だったんだよ。枯葉だったらまだ良かったのかもしれないな。
ママ
ウッソー!! お金って一体何なの!!