とあるスナックで
コー
小林
コー
小林
コー
この本では、議会での証言がずいぶん多く出てくるね。 P-394
ヴアヒス: 「政府証券を購入するさいに、銀行は顧客の預金を貸し出さないんですか?銀行が証券を購入するために使用する資金は銀行が創造する、ということですか?」
アンダーソン: 「その通りです。銀行は他の貸付機関とは異なります。貯蓄組合、保険会社あるいは信用組合が貸付をするときには、その顧客が以前に払い込んだお金(預金)そのものを貸し付けるのです。しかし、銀行が貸付けるときには、銀行にある借り手の預金勘定残高に貸付金額を単に加えるだけです。その資金はどこからか調達されたものではありません。それは新しい資金であり、借り手が使用するために銀行が再創造したものです」
アンダーソン: 「その通りです。銀行は他の貸付機関とは異なります。貯蓄組合、保険会社あるいは信用組合が貸付をするときには、その顧客が以前に払い込んだお金(預金)そのものを貸し付けるのです。しかし、銀行が貸付けるときには、銀行にある借り手の預金勘定残高に貸付金額を単に加えるだけです。その資金はどこからか調達されたものではありません。それは新しい資金であり、借り手が使用するために銀行が再創造したものです」
小林
そうですね、このことは今の日本も同じですね。現に<日銀>のホームページのこの部分を見てみると、預金準備率が適用される金融機関が載っているんですが、逆に言うとここに載っていない金融機関は<信用創造>が出来ないということじゃないんですか。
銀行と他の金融機関のこの決定的な違いを学校ではどのように教えているんでしょうね。
銀行と他の金融機関のこの決定的な違いを学校ではどのように教えているんでしょうね。
コー
そして、P-381
1940年9月30日、エクルズ議長は次のようにいった。
「もしわれわれの通貨制度に負債がなければ、通貨は存在しなかっただろう」
そして、P-387
パットマン議員は次のように説明している。
「一ドルは連邦準備制度に対する一ドルの負債をあらわしている。連邦準備銀行は無から通貨を創造し、合衆国財務省から政府債権を購入する。利子の付いた流通資金を合衆国財務省に貸し出し、合衆国財務省に対する小切手貸付と帳簿に記帳するのである。
財務省は10億ドルの利付債の記帳を行う。連邦準備銀行は財務省に対して債権の代価の10億ドルの信用を与える。こうして10億ドルの債務を無から創造するのだが、それに対してアメリカ国民は利息を支払う義務を負うことになるのである」 (「お金の事実)下院銀行通貨金融委員会、1964年、9ページ)
1940年9月30日、エクルズ議長は次のようにいった。
「もしわれわれの通貨制度に負債がなければ、通貨は存在しなかっただろう」
そして、P-387
パットマン議員は次のように説明している。
「一ドルは連邦準備制度に対する一ドルの負債をあらわしている。連邦準備銀行は無から通貨を創造し、合衆国財務省から政府債権を購入する。利子の付いた流通資金を合衆国財務省に貸し出し、合衆国財務省に対する小切手貸付と帳簿に記帳するのである。
財務省は10億ドルの利付債の記帳を行う。連邦準備銀行は財務省に対して債権の代価の10億ドルの信用を与える。こうして10億ドルの債務を無から創造するのだが、それに対してアメリカ国民は利息を支払う義務を負うことになるのである」 (「お金の事実)下院銀行通貨金融委員会、1964年、9ページ)
小林
このことが、<債務貨幣システム>ということなんですね。