olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

立ち話

2008-12-31 13:59:25 | おばぁのこと
最近 寒いからか?
会う機会が 減ってしまった お友達
90歳を超える おばぁ。
久しぶりに カートをゆっくり押しながら
スーパーへ買い物へ来ました。

私は 丁度 スーパーから出ようとしていた所。
おばぁーは 頼りない足取りで
観光客のお兄さんに 扉を開けてもらい
店内へ入ってきました。
「おばぁ~~!」
私が 嬉しそうに声を掛けると おばぁは
手を差し出し お互いに握手しながら
「仕事が 終わったかい??」
すっかり 友達のように つないだ手を
揺らしながら 笑いながら おしゃべり。

気がつくと 扉を開けてくれた お兄さんの
行く手を2人で 遮っていました。
「すみません・・・・」
「じゃあね!!」
手を振って帰りました。

年末 一番気にしていた友人と会えて
なんだか 嬉しい気持ちで 年を超せそうかな?

今年一年 ブログへ立ち寄って下さった方々
本当に ありがとうございました。
来年は 色々 変化!CHENGE!の年に なります。
今風で 良いかな???
足下を見失わずに 歩んで行きたいと思います。
また どうぞ遊びにいらして下さい。

2008,12,31 olive
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おかえし

2008-12-06 10:06:29 | おばぁのこと
こんなに 楽しみに待っているのに 一向に届きません
・・・古事記の本が・・・
離島なので 取り扱いの配送業者が 2件だけ。
それ以外は 引き継ぎ 引き継ぎで 来るので 遅いのです。
分かっているものの 遅い!!!!

職場へ届けられているのかな?(よくあるコトです)
休暇ですが 本のためなら 車を走らせ 行ってみました。

ところが 空振り・・・
口を尖らし ほっぺをふくらまし
「本が来ない~~」騒いでいると おじぃが
「何?ほっぺを ふくらませてるか??」
私の気持ちを見透かすかのように 言います
「暇だから 本を読もうとしたのに 来ないから」
そう話すと おじぃは・・・
「おい ねぇね(姉さん)・・・」
言いかけたので 私も 見透かされた おかえしに
「暇でも おじぃと話をしている時間は ないよ~~」
笑っている おじぃを 背中越しに感じ 帰りました。
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何色??

2008-09-29 11:58:45 | おばぁのこと
今回は目の大きさだけでも
島がすっぽり 入ってしまう位の大きさの台風。
直撃しなくて 本当に良かった・・・
でも お決まりの停電。

台風が続いて イライラ気味の おじぃ達。
「台風の目は実は おじぃ だったりしてね~~」
笑って 話をすると おじぃが まじめな顔で
「なぁ。目は 何色かぁ? 赤か?青か??」
「え!おじぃ 台風の目のことだよ」
「わかってるさぁ。何色しているかぁ?」

・・・・

「台風の目は 雲がなんにもなくって 空が見えるんだよ」
話をすると。
「そっか。」
あっさり。。。。

彼に話をすると
「間違ってないだろ。青空だから青でしょ~~」
「残念!夜空だったら 黒でしたぁ」

何だか 久しぶりに 視線を低く 広く
台風のイライラを忘れ 大笑いしていました。
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新年はやっぱり これ?

2007-01-04 13:27:45 | おばぁのこと
昨年の秋頃から おじぃに頼まれていたことが あります。
「お正月によぉ わしが太鼓を叩くから
三線で正月の曲を 弾きなさい」

そこから 緊張の始まりでした。
お祝いの席での 定番曲 地域の曲など
3曲ほど 練習しました。
私にとって 初舞台に近い状況・・・。
三線の先輩とのデュエットと言えど
緊張です・・・。大丈夫かなぁ・・・・

おじぃが
「やっぱりなぁ 正月だからよぉ
何もしないのは 寂しいからなぁ・・・」
しみじみ言っている姿を見ると やはり
ここは 何としてでも。そう思えてきます。

本番になり おじぃが
「ほら わしが あわせて 太鼓打つんでよぉ」
そう言って 笑顔のエール。元気づけられます。
三線を弾き始め しばらくすると 何人か
一緒に唄ったり 手拍子を打ったり・・・。
おじぃ おばぁの そんな様子を見ると うれしくなってきます。

ふと 演奏を終え 
目の前に居た おじぃの目から
うっすらと 涙が浮かんでいるのが 見えました。
「ありがとうなぁ~~」
じぃ~~ん。もらい泣きを しそうになりました。
三線 もっと練習をしよう。来年は もっとおめでたい曲を
お披露目できるように なろう!
そう心に誓いました。


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愛すべき おばぁ。

2006-11-28 12:26:43 | おばぁのこと
ご近所さんに 90歳を過ぎた おばぁが住んでいます。
いつも 通称車いす を押して歩いている おばぁ。
本来は ショッピングカートと呼ぶのでしょうが・・・
疲れたら 椅子のように 座れ
車輪が ついて 移動できるから 
言葉を 合体して 「車椅子」らしく・・・。
トコトコと 道路をのんびりと 車いすを押しながら
歩いていると ついつい 話掛けたくなる存在です。

歳相応に 耳も遠くて
でも記憶力は ばつぐん!
そして とっても 気が利く おばぁ。
優しい おばあちゃん そんな感じでしょうか。

昨晩 買い忘れがあることに 気がつき
スーパーへ行った帰りのこと。
おばぁが トコトコと歩いています
「おばぁ!こんな 遅くにどうした??」
声を掛けると
「ハブが よぉ~~~居るさ。
しかも 車にひかれて 半死にしてるさぁ。」
どうやら・・・おばぁが 車いすを押して歩いていると
その 半死にした ハブの上を車いすが
乗った感覚がして 驚いて 近所に住む息子さんの
お家まで様子を見に来るように 話をしてきた帰り・・・
らしいのです。

私は なんだか その様子を想像して
ドキドキしつつ 見たい気持ちも膨らんできました。
「おばぁの 家の近く??」
「そうさぁ あそこの辺り。電気を持って 見に行くかぁ」
そう言うと おばぁは 懐中電灯を取りに戻り
再び ふたりで ハブのいる場所へ 

おばぁが 「ほら あそこを照らしてごらん!」
指差す方を 照らしても姿は見えません。
「ありゃぁ 逃げたかなぁ。もう少し 先だったかなぁ」
もう少し 進むと 再び 「ほら あそこ!」
照らしてみると 確かに・・・! 
道路を縦断する 長い影が!
おばぁは 立ち止まり 私は ドキドキしつつ近づくと
?????
「おばぁ これ 違うよぉ」
長い 長い 腐りかけた 長い枝を持って 
おばぁの所へ 行くと
おばぁも 途中から わかったのか
「あはは。これかぁ~~」

安心したのか おばぁは 家の方へ向きを変え
「車が乗った時は 暗いからよぉ 驚いたさぁ」
何度も 繰り返しながら 笑っています。
途中まで 歩くと おばぁが
「もう おばぁは 大丈夫だから あんたは 
これ 持って帰りなさい。」
そう言うと 懐中電灯を渡してくれました
「おばぁ すぐ そこだから 大丈夫だよ」
そう話すと
「いやぁ 暗いから また ハブが出てたら 怖い。
明日 返しに来ればいいさぁ」
なんだか 急に おばぁが 逞しく見えてきました。
「ありがとう そうするね」
手を振り なんだか 心が 元気になって帰って来ました。



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おばぁ と ドリンク剤

2006-11-14 13:59:50 | おばぁのこと
この島へ来て 驚いたことのひとつに
思いのほか ドリンク剤を飲む人が多いこと。
それも・・・年配者
そう!!!おばぁ達。

さとうきび刈りの時期になると
スーパーでは合い言葉のように
「~のドリンク剤は 切らすことがないように!」
「○○おばぁがレジに直接来たら ~ドリンク剤を渡すこと!!」
・・・しかも 一箱12本入りを ほとんど毎朝です。

実家のおばあちゃんでさえ 飲む姿を目にしたことがないのに。
更に おそらく もっと年上であろう
おばぁ達が いそいそと 毎朝買って行く姿は
ちょっぴり 驚きでした。

先日。職場にドリンク剤が一箱 置いてあり
そこには 注意書きが。
「○○おばぁに 毎朝1本 付けること!」
おばぁの家族からの 差し入れだそうです。
まぁ・・・このおばぁも ドリンク剤が好きなんだねぇ。

ふと そのおばぁと 会話をしていて
再び 驚きました・・・
「あたしゃね。来年で100(歳)になるさぁ
こんなに 長生きするとは 思わなかったよぉ」
見た目より ずっと若く しっかりした口調。

それよりも!
100歳になる おばぁが 毎朝 ドリンク剤を
飲んで活力を付けていることに 驚き!
煎じ薬でも 煎じ茶でもなく 自然の恵みでなく
合成化合物であろう ドリンク剤。
それを 毎朝
ぷふぁぁ~~~ と しみじみ飲む姿に
ただ ただ 驚きと 長生きするだろうなぁ  と
確信するのでした。
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おばぁの笑顔

2006-03-05 16:05:58 | おばぁのこと
100歳になる おばぁ。
いつも元気で にこにこ 笑顔を送ってくれます
「おいしいから こんなに 食べたさぁ。」
小さな声で 空になった お皿を見せ
いつも  喜ばしてくれます。

ところが・・・
風邪をひき 念のために 入院。
ちょっぴり 寂しい思いをしたのでしょうか?
退院してから 笑顔がなくなり
「歳ばっかり とってぇ。
誰も話に来てくれなくてぇ。
こんなに 寂しい思いをするなら
死んだ方が いいさぁ・・・」

実家に住む 私のおばあちゃんも
同じようなことを言っていたのを 
ふと・・・思い出しました。
「ひとりで 歳ばっかり 取って。
何にも 楽しいこともなくって 辛いよ」

おばぁも その時の おばあちゃんも 共に
食欲も落ち しょんぼりしている姿を見て
どうして良いのか 一緒に 泣きたくなる思いでした。

そんな辛い時期の トンネルを抜けたのでしょうか?
おばぁが 手を振って呼ぶので
「おばぁ 何かねぇ?」
嬉しそうに 空になった お皿を指差し
「ほら ほら みんな 食べたさぁ。」
「わぁ~~ 本当だぁ すごい すごい!!」
歓声を挙げる私を 見て
嬉しそうに笑う おばぁ。

まだ まだ 長生き 間違いなしだね。
その笑顔を見て 確信しました。

さて。
実家のおばあちゃんにも 写真を添えて
手紙でも 書きましょう
最近 手紙が来ない・・・と。
寂しそうな 手紙が 届いたので
少しでも 笑顔のプレゼントが できますように。
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敬老の日

2005-09-19 13:50:10 | おばぁのこと
本日は敬老の日ですね。
この島では 各地区で「敬老祝賀会」を、開催します。
新しく 引っ越しをする家の ポストにも
「敬老祝賀会の案内」が 入っていました。
初めて 地区行事へのお誘いの手紙ともあり
なんだか 嬉しい気持ちがしました。

しかし、本日は仕事
参加はできません・・・
残念。

この祝賀会には 各一品ずつ持ち寄りが ルールであります。
それでは 私はその一品を 作るお手伝い・・・を。
そう思い 小さな厨房の中で 湯煙をあげながら
煮物・揚げ豆腐・三枚肉の煮込み・・・
小さな お弁当箱へ折り詰めのように詰め
おばぁ達が 立ち寄って買っていける準備をしました。

もうじき退職。
少しばかりだけれど・・・
いつもお世話になっている おばぁ達へ
ほんの少しばかりの お礼と感謝を込めて

でも・・・元気いっぱいの おばぁ達
祝賀会の主賓は 何才からかなぁ??
祝賀会会場を のぞいてみたいような
そんな気持ちがしました。


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88才のアイドル

2005-09-11 17:16:29 | おばぁのこと
88才になる 元気なおばぁ。
恐らく 買い物へくる おばぁ達の中では
最高齢になるのかも しれません。

お店に買い物へ来ると
「あ!おばぁ!!」
みんなに 声を掛けられ 嬉しそうに
ひとり ひとりに 握手したり 手を振る姿は
まるで アイドル♪

そして・・・
いつも 手作りの「砂糖天ぷら=サータアンダギー」
・・・おにぎり大ほどの ドーナッツ?
これを 作って お店に持ってきて くれます。

人気商品ともあり
おばぁも 嬉しそうに
「そろそろ 新しいの 作ってこようねぇ」
卵を沢山 買って 次の日 100個近く作って
お店に ひとりで 運んできます。

今日 おばぁに
「おばぁ 砂糖天ぷら 一緒に作りたいんだぁ」
以前から 思っていたことを 話してみると
「休みの日に 一緒に作ろうねぇ。
明日は お休み??」
「ごめんね 明日は 仕事なんだぁ」
そう答えると 残念そうに
「そうねぇ 仕事ねぇ・・・」

なんでも 明日 頼まれて 砂糖天ぷらを800個作り
内地へ送るんだそうです。
一緒に手伝いたかったなぁ・・・私も 残念。

おばぁは ふと私の手を握り
にっこりと 笑顔で
「でもよ 休みの日に おいでね
一緒に 作ろうね」
その笑顔に すっかり元気を もらった感じがしました。
やっぱり 永遠のアイドルだなぁ・・・
元気になった自分を 振り返りながら ふと そう感じました。

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おばぁのヒッチハイク

2005-08-28 17:39:07 | おばぁのこと
見た目は80才近い おばぁが
いつも 大きな荷物を背負い 道路沿いを
てくてく 歩いている姿を 見かけます。

でも 誰も車を停めて おばぁを乗せたりしません
「どうして??」
そう聞くと
「おばぁはね 歩かなくなったら 最後なんだよ」
「みんな それを知っているから 車に乗せないんだよ」
なんだか その言葉に愛情を 感じました。

そんな中。
スーパーで買い物をしていると
「あれぇ 仕事 終わりかね」
よく見かける おばぁに話しかけられました。
「あれぇ おばぁ どうしてここに??」
「今日は 歯医者へ ここまで歩いて来たんだよ。」
「え!おばぁは 確か・・・ここから 遠いよね。」
外を見ると 真夏全開の日差しと 暑さ。
おばぁは ため息をつきつつ うつむき加減で
「さて 帰ろうかねぇ・・・。」

・・・・話の流れ的に おばぁは 何かを訴えている??

「おばぁ 車に乗って行く??」
恐る 恐る 声を掛けると
ぶんぶん 首を前に振り
「乗っていくさぁ~~~」

車の中で おばあが
「車もね 乗せて欲しい時と
 散歩中だから 乗せて欲しくない時も あるさねぇ。」
「そういう時は どうするの??」
「散歩している時は 忙しそうに している振りをするの
乗せて欲しい時は キョロキョロ してみるさねぇ~~」

・・・そうかぁ おばぁも 乗りたいタイミングが 色々とあるんだね。

車の中では おばぁが 
「ほれ あの実は食べれるさぁ~~」
「あの葉っぱも 美味しいさぁ~~」
「え??あれ どうやって 食べてるの??」
ふと 疑問に思い聞くと
「ヤギが 食べるの ヤ・ギ!」
怒られてしまいました。



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