立っている場合じゃぁ・・・。

ブームが去る前に書こう！
そう　思いつつ　やっと・・・。

里帰りをした時のこと。
夜　家に入ろうとすると
前から　トコトコと犬のような生き物が
歩いてきて　そのまま　脇道へ入っていきました。
逃げもせず　堂々と歩いてきたので
顔も　ばっちり　見ることができ・・・
「あれ？もしや？たぬき？？」

実家の周辺は　まだまだ　自然が多く
引っ越しをしてきた　ばかりの頃は
家の軒下に　たぬきが住みつき　子育てをしていました。

・・・まだ　たぬき　住んでいるんだ・・・
でも　気のせいか　アライグマにも似ているかも。
最近　野生のアライグマが民家に住み着くと聞くし。
どっちかな？？

疑問を抱きつつ　翌日　妹に会い
久しぶりに　鎌倉まで　散歩へ出かけました。
その道中で　たぬきの話しをすると
妹が・・・
「鎌倉も　アライグマの被害が出ているらしいよ・・・」
姉妹とも　動物が好きなので　すぐに　この話しで盛り上がりました。
すると・・・
「かなり　凶暴らしいよ（アライグマ）
全くね！立って　観客を喜ばせている　場合じゃぁないよ。」
・・・・？？
「しかも　個体数が減っているらしいよね
鎌倉へ来れば　沢山　いるっていうのに・・・」

・・・・？？？？？
「もしや？レッサーパンダの風太のこと　言ってる？？」
そう聞くと　妹は　慌てて
「あ！　あれって　アライグマじゃないの？？」
「う・・・ん。似てるけれど　大きく違うかも。」

電車の中は　満員。
大声で　盛り上がっていた妹と私
思わず
「あは・・・。」
笑って　ごまかすしか　ありませんでした

夏です

例年より　遅かった梅雨明け。
今年は　色々と自然の中も　遅い出だしのようです。

いつもなら・・・
そろそろ　満開になってもよい頃なのに
この　さがりばな　の開花も遅く
やっと　町の中に植えてある　花が咲きました。
夜に開花して　翌朝　散ります。

香りは・・・
一般的には　「甘い香り」そう言ってますが
私には・・・
プールの塩素の香りに　感じるんですよ（笑）
よく　5月ごろ　夏が近くなると
どこから　香ってくる　香り・・・
その香りに似ているのです。
小さい頃　その香りで　夏が近いコトを感じました。
・・・伝わるでしょうか？？

テレビで　開花したニュースを観ましたが
この島には　比較的　多くあり・・・
特に　河辺に咲く　さがりばな　は　散ると
水面いっぱいに　広がるので
とっても　とっても　幻想的なんですよ。
早起きして　良かった・・・そう思える一瞬です。

今度は　もっと　奇麗に撮って　アップしましょう・・・
あまりの不出来具合に　自分でも　がっかりです。

祭りです！

最近　夜から雷雨が激しく降り・・・
祭りの当日も　どうなるかと　心配していましたが
雨もどうにか　我慢をしていた　様子でしが・・・
子どもたちが　エイサーを踊ろうとした瞬間　急に大粒の雨が！
なんだか　自然の厳しさを　子どもたちに教えているかのようでした。
そんな中でも　全く動じずに　エイサーを踊る子どもたち。
沿道では　小さな子どもたちが　ひとつの傘にはいり
「格好いい～～。がんばれ～～」
声援を　送り　一生懸命に見ていました。

小さな頃から　見ているエイサー。
きっと　このエイサーを踊れることが　子どもたちにとっては
憧れであり　栄誉なんだろうな・・・
毎回　見るたびに思うことです。
踊る前に　手を合わせ　一礼・・・。
その姿に　感動のあまり　涙が出そうになりました。

写真の方は　ミルク神です。
ミルク神の記事が掲載されていたので　一緒にリンクを貼ってあります。

・・・・ここまで　エイサーのことを　話しておきながら　写真がミルク神様です・・・・

考えてみませんか？

昨夜から　激しい雷雨が続きました。
珍しく・・・雷の音で　飛び起き　震えました。
案の定・・・停電もしました。

朝方は小降りになったものの
一日中　同じ状況
出勤する途中に　カヌーを乗せたツアーの車が停っていました。
辺りには　人影はなく　車に残されたカヌーは1艇だけ。
・・・もしや？雨の中　ツアーに出ているのかな？？
人事ながらも　心配になりました。
・・・西表では　カヌーの遭難事故もあったと聞くし。
悪天候だから　中止しようと　言えないのだろうか？・・・・

どこかの雑誌で　書いてあったけれど
「海岸には　色々な生物・植物が住んでいるから
車を海岸へ　入れないようにしましょう」
なのに　海岸清掃を理由に　トラックが入ったり
ショベルカーが入ったり・・・。
今の時期は　ウミガメが産卵した後。
海で泳いでいれば　わかるけれど。
ウミガメが　のびのびと泳いでいる状況。
どこで　産卵しているかも　わからないのに。
・・・海岸で　祭りまでしようとしている・・・・
大勢の人が　入り　しかも　花火まで上げようと考えている。

なのに・・・「エコ！エコ！」そう叫ぶ。

もっと　もっと　考えてみようよ。
自分たちがしていること。
もっと　もっと　責任を持ってみようよ。
エコを叫ぶなら　足下をしっかり　見てみようよ。

悔しかったこと。

「戦力外通告」を急に受けた　友人がいます。
正確に言えば・・・
「解雇通告」なのですが。
今まで　働いていた時間帯・曜日には　スタッフが多いので
パートのため　解雇されました。
・・・ここまでは　よくある　話しですが・・・

ただ　ただ　悔しかったのは
同じような状況で　働いている　スタッフでも
目を覆いたくなるような　スタッフでも
解雇されない　スタッフが　多くいること。

友人も気がついていました。
それは　私たちは　島の人間では　ないから。

どんなに　頑張って働いていても
どんなに　長年　勤めてきても
島の人間では　ない　と言うことで
あっさりと　切り捨てられてしまう　現実。

「どんなに　頑張っても　
私達は　島の人間には　なれないから」

悔し涙を浮かべながら　話す友人に　
返す言葉が　出ませんでした。

ステキな歳の取り方

・・・「ステキな歳の取り方」を伝授するのではなく・・・

先日　実家へ戻った時に
一番　会いたくって　やりたかったこと。
「バレエ」の練習へ　何日か通ってきました。

久しぶりに会う　先生は　やっぱり　ステキで
ダテ眼鏡のような・・・眼鏡をかけ　教える姿に
ファンの女性が増えるのも　頷けるほどでした。
・・・言い過ぎたかな・・・・

島での生活の話しなど　先生とする中で
ふと　先生の歳に気がつきました。
大きな声では　言えませんが。
私より　干支が　ほとんど　1周分違いました。
もしや？？ダテ眼鏡ではなく・・老眼？

久しぶりに会った嬉しさよりも
その時点で　歳の方へ気持ちが　行ってしまい
頭が真っ白に　なりました。
いやはや　びっくり。

でも　ふと。
見た目と実際の歳の　ギャップは
ある意味
ステキな歳の取り方を　先生はしているから　だろうな。
そう　気がつきました。
そう　思うと　不思議と　益々　ステキに見えてきました。
・・・単純

そんな話しを　妹としていたら　妹が
「そう！私もね　職場で言われてんだよ
ステキな歳の取り方しているよね。」
言った途端　私も思わず笑いながら
「それって　ある程度　歳取らないと言われないよね」
そう言うと　妹も・・・
「そう！あなたは若くない！そういう意味でも　あるんだよね」

・・・・確かに！

パン。

この島には　パン屋さんが　ありません。
ないのは・・・パン屋だけでは　ないのですが。
大好きなパン屋が　ないのは　個人的には辛い所。

でも・・・
個人でパンも焼いている　お店は最近　数件？
正確に言うと1.7件でしょうか？
定期的に焼いている方と　閑散期に焼いている方。

昨日　スーパーへ買い物へ行くと
レジに　なにやら　長細い物と四角い物が
カゴに入って　並んでいました。
？？？
よ～～く　見ると　いえいえ　見るまでもなく
手作りの　ガーリックパン（バケットタイプ）
手作りの　ガトーショコラ
この2品が　仲良く　並んでいます。

「え？？これは　誰のパン？？」
きちんとした　問いになっていない　
私の問いに　笑いながら
「これは　○○さんが　焼いたパンですよ」
「わぁ～～知らない人だけれど。嬉しい！」

久しぶりに　食べる　ガーリックパン。
ビールを片手に　ぱくり　ぱくり。
なんだか　どことなく　まだ　よそゆきの味。

何の気なしに　携帯を見ると
「○○さんが　パン焼き始めたよ。
でも　要予約だって・・・」
パン好きの私を　知っている友人からでした。
「あれ？？　今　食べてるけどな。」
ふと　ビールの酔いもあり　食べていることが
夢のような　現実のような　
幻の味のようにも　感じ・・・不思議な感覚になりました。

島の子ども達

最終回が近いですが・・・
八重山の　ある島を舞台にした　TV番組があります。
視聴率も　海や島の景色などの　癒しの効果も手伝い
徐々に　上がっていった様子。

この島も　子どもの人口が　少ない地域もあり
小学校の合併問題など　出てきている様子です。
お店で　走り回っていたり　外で遊んでいる子どもたちを
よく見かけるので　少なさを感じたことが　なかったのですが・・・

確かに。
登下校時刻に　列をなして　歩く子どもの姿・・・
遅刻ぎりぎりで　大急ぎで　走って飛び込む　子どもたちの姿・・・
そういう光景は　ありません。
やっぱり　少ないんですよね。

その　少ない子どもたちと　すれ違うと
「こんにちわ！」
元気よく　挨拶をされます。
内地に住んでいた時には　なかった光景です。

私も影響されて・・・。　
「こんにちわぁ～」
挨拶をすると・・・子ども達が　顔を合わせ
「・・・？誰だっけ？？あいさつ　しておこうか？？」
フライングでした。がっくり。

どうやら　高学年に近づくと　照れもあってか
これまた　状況が変ってくる様子。
なかなか　タイミングが　難しい。

そんなこともあり　
すれ違う前に　挨拶をするタイミングを　伺っていると
それが　わかるのか　ほんの　わずかな差で
「こんにちわ～～～」
元気よく　何人もの子どもたちに　挨拶され
思わず　照れてしまうのでした。

子育て真っ最中。

朝から　よく鳴いていた　アカショウビンの声を
あまり　聞かなくなりました。
そう言えば・・・
夕方　いつも同じ場所で　２羽で仲良く　並んでいた
アカショウビン達も　最近は１羽しか　いません。

最近
チョコチョコと　黒いチビが　道路を走り回っています
先頭には　親が茂みの中へ　消えていく姿が。
どうやら。期待通りに　シロハラクイナの　子どもが
無事　成長をしているようです。

雨上がり・・・満月が近くなると
道路に　沢山のカニが海へ向け　横断しはじめました
インベーダーゲームのように
横に並び　車が来ると　大急ぎで　横移動。
急に止ったり　急に出て来たり。
それを　除けようと　右往左往。

昨日　地面に居た　大きなミミズを
捕まえ　自慢気に　加え飛んでいった　アカショウビン
きっと　子どものエサになるのでしょう。

毎晩　天井では　ヤモリが
大きな声で　急に鳴き始めます。
「キュッ　キュッ」「キョッ　キョッ」
真似して　鳴くと　不思議そうに　首を傾げるそうです。。。
しばらくすると　その声につられ　外からも　同じ声が。

職場の友人達も
相次いで　お母さんへ。
みんな　子育てで　ちょっぴり　大騒ぎで　大忙しの様子。

ただいま

ただいま。
ちょっぴり　前ですが　無事　実家より帰ってきました。
今回は　自分のやりたいことを　やってきたこともあり
3年目にして　充実のある　里帰りでした。

その分でしょうか・・・
帰ってからも　ぼけ～～っと　いつも以上にしてしまい
気がついたら　毎日・時間があっという間に　過ぎてしまい
その結果　生活に仕事に　追われる　日々でした。

今回　実家へ戻り　妹や友人と話しをしていて
「生活のゆとり」「生活の質」「生活と仕事」
この3つについて　すごく　感じることが　ありました。
いずれも　生活に関わることなのですが。

この島に住んでから
生活のために・・・仕事をする
生活の維持のための・・・仕事
仕事が終われば・・・心残りなく　遊べる。
そんな感じがします。

以前は　自分のやりたい仕事に就くための
仕事選びをしていましたが・・・
今は　選んでいる場合では　ありません。
住むために　生活をするために　仕事をしなければ。

友人達は　仕事のことで　色々と悩んでいました。
仕事の質の向上・・・そんな　感じを受けました

妹は　雑貨を見ながら　生活のゆとりを　感じる！叫んでいました。
生活必需品ではなく　生活していく上での　ちょっとした物。
・・・確かに　私もそうでした
雑貨を見ている時が　一番幸せを感じたし　
ゆとりがなくなると　雑貨を見ることから　遠ざかりました。

でも　今は自然の中で　ゆとりを感じる自分がいます。
久しぶりに帰り　3年目にして　感じたことでした。