変な天気

寒くって　カーペットを引っ張り出して
床に敷きました。雨も降って　我慢できなくなり
暖房も今年　はじめて稼働です。

あ・・・寒いなぁ。
せっかくの　連休なのに　季節の通り冬の寒さ
休みの前日までは
１月としては。
観測史上初の　暖かさでした。
半袖は　もちろん！冷房で　快適♪

この暖かさで　うきうきしているのは
私だけかと　思いきや・・・
天然記念物の　セマルハコガメも
冬眠中にも　関わらず　ぱっちりと目を覚まし
のこのこ　散歩をしていました。

一生懸命　斜面を昇ろうとしては
雨で柔らかくなった　土に足を掛けると
ズルズル・・・ズルズル
滑って　昇れません
場所を変え　ここは？ズルズル・・・
あ！ここなら？　ズルズル・・・
あ！！昇りたいんだって！！

カメラを構えている私を　チラっと見ては
あきらめたのか　そのまま　まっすぐに進んでいきました
今日は　寒くて　再び　丸くなって
どこかの下で　眠っているのでしょうか。

それにしても　本当に変な気候が
続いています。私達　ほんの　一握りの人間達が
欲望のために　この自然を破壊し　
季節まで　変えてしまったのなら・・・
冬眠中の動物を　急に　叩き起こすような
そんな季節を　作り上げてしまったのなら・・・
ひとつ　ひとつの　生き物に　謝罪をしないと
いけないのかも　しれませんね・・・

沖縄ぐーちー

この島へ来て　しばらく　働いていた職場では
ほとんどが　内地からの移住の人でした。
しかも。関西方面から　来ている人が多く・・・
関西方面には　旅行すら行ったことのない　私としては
あちこちで　聞こえてくる　関西弁が　新鮮でもあり　
怒られているのか？？と　ドキドキの連続でも　ありました。

今　働いている職場は　沖縄の人も多く
必然的に・・・
沖縄の言葉　うちなーぐち　が　宙を舞うことが　増え
同時に　私の頭上を？？が　舞うことも増えました。

「もう！したらよぉ～　おじぃが　後ろで　アビアビ　しているさぁ（怒）」
？？？　アビアビ　　？？？
聞いてみたいけれど　なんだか　怒っている感じだし・・・
あまり　雰囲気的には　良い言葉では　なさそうだし・・・。

何日かして　やっと
「ねぇ？おじぃが　アビアビする　って　どういう意味だったの？？」
本人に聞くと　笑いながら
「やだよぉ　あんたぁ～（笑）　ほら　聞いているよ！　アビアビ　だって（爆）」
大爆笑しながら　
「風呂に入って　シャワー浴びているんだよ～～」
「え？？　だって　怒って言ってた　でしょ？？」
なんとなく　からかわれている　気がして　聞き返すと
「そうさねぇ。言葉を　次々　浴びせる　という意味かねぇ。」

・・・なるほど。わかりやすい　浴びせる→あびあび　ねぇ～

そう。私が沖縄の言葉を　全く知らないのを　良いことに
からかわれることも　ちょっぴり。
「おじぃ　今日のおやつは、ヒラヤーチーだよ（沖縄風　チヂミ）」
そう話すと　おじぃは　嬉しそうに　笑いながら
「ほら　知ってるかぉ？ぽーぽーを　塩味で作ったのが
ヒラヤーチー。だからよぉ　パーポー　って言うんだ。
ほれ　言ってごらん。」
「パーポー？」
「いやぁ　パッポー」
「？？パーポ？？　パッポー？？」
ヒャァー　ヒャァー　笑いながら　おじぃは　その場を去り・・・

私が　沖縄のおばさんに　
「ねぇ。ヒラヤーチーは　パッポー　って　言うんでしょ！」
「はぁ？あんた　それ　違うよぉ　言わされたんだよ～～」

育てる と 言うこと。

種から育て始めて　3ヶ月
ハーブ達が　一斉に芽を出し　ハーブらしい形に
成長してきました。

芽がでたばかりの　双葉の頃は
葉の形に　特徴が　あまりなく　
更に　寒い日が続き　成長も遅くなったこともあり
なんとなく　味気ない感じがしました。

ところが　雨が続き　10日に1度は　晴れて暖かい日が
顔をのぞかせると　ハーブ達は　精一杯　葉を伸ばし
カモミールは　人参に似た葉を　伸ばし
ローズマリ－は　2ヶ月経ち　やっと　芽を出し
セージは　長細く　産毛のある葉が　出てきました。

・・・あぁ。生きているんだなぁ
当然のことが　なんだか　神秘的に思え　愛おしく感じました。

ベランダで植木鉢で育てていることもあり
土が乾燥した時に　タイミングよく　水を与えてあげないと
あっという間に　葉はしんなりと　元気を失い　瀕死の姿へ。
その姿を発見し　悲鳴をあげながら　大急ぎで　水をあげると
1時間もしないうちに　元気な姿に戻ります。

・・・あぁ　よかった。
胸を撫で下ろしながら　ほっとしている私が　います。
それと同時に　このハーブ達の生命を　自分の手で握っていることを感じ
コトの重大さを　ひしひしと　感じる瞬間でもあります

育てるということ。
変わらない気持ちで　接し続けることの大切さ
気まぐれに　育てる手を休め　手放した瞬間に
その命は　危険にさらされると　言うこと。
そう感じながら　一生懸命に成長している　このハーブ達を
ベランダの扉を開け　眺める瞬間の　心地よさに
自分自身が　育てられていることを　感じます。

あけました。

三ヶ日も過ぎて・・・
やっと本日　休暇をもらえました。
今年は　ぼち　ぼちのブログになりそうですが
どうぞ　宜しくお願い致します。

さて・・・
今年に入り　新たなる問題の局面に
突き当たりました。以前から　なんとなくは　感じていたこと。
「なぜ　人は恩を忘れるのでしょうか？」
この島へ来て　強く感じるように　なったこと。

お世話になって　感謝をしているように　見えているのに。
相手を悪く言ったり　下げずんで話している姿を度々
見聞きするようになり
・・・あぁ。自分もどこかで　言われているんだろうなぁ
少々　人間不信になりつつも　あります。

今年に入り　新しい生活に慣れたこともあり
周りの状況も　見えるようになった頃
ちらちら　聞こえて来る　人の悪い話。
あぁ・・・またかぁ。
聞こえない振りをして　口をへの字口にして
じっと　その流れを待つしかありません

家に帰り　彼に
「なんで　人は恩を忘れるの？」
彼は　年賀状を書きながら
「それは　欲があるからだよ」

欲・・・人は欲があるから　向上するし
欲が　あることで　醜くもなるのでしょうか？

久しぶりに会った　ネコのミーコ。
「あ！ミーコ！」
私の前を　通り過ぎ彼の方へ。
「？？？」
いつも　遊んでくれる　彼の方が良いのでしょうか？

ベランダのハーブ。
日差しを浴び　小さなハーブを押しのけて
大きなハーブは　更に　日を受けて　育っていきます。

それぞれ　形は違うけれど　これも
遊んでもらいたい　育ちたいという
自分自身の欲なのでしょうか？

・・・・やはり　難しい　課題です
人が生きていくための　欲
人らしく生きるための　欲
人の上へ立つ　ための　欲

一体いくつの　欲があり
どれだけ　多くのコトを　傷つけていくのでしょうか。