友達100人できるかな？

少し前のことです。ご老人と思われる声で

『折り紙教室をお願いできますか？」

・・・？

携帯電話に掛かってきました。

一体何のことかな？そう思い話しを進めてみると

その方は、ボランティア先で顔を合わせているご老人。

私は、地域のボランティアセンターへ登録をしているのですが。

登録する時に『セールスポイント』を書く欄があります。

何を書こうかと悩みながら、周囲を見渡すと

「手話ができます」「英会話を教えます」「太極拳を教えます」・・・

張り出された一覧を見ると豪華な言葉が並びます。

 

私はどうしよう？猫が好きです。鳥が好きです・・・違うな

子どもと遊ぶのが好き・・・あ！得意です。

物を作るのが好き・・・そうだ！制作物を作ることができます。

その辺りをうまくまとめて

『子どもと一緒に遊ぶこと』

『制作物（折り紙を使った物など）のお手伝いができます』

この２つをセールスポイントとして書きました。

どうやら、これを読んでくてたみたいです。

 

「今度、80歳〜90歳までの総勢17名を対象に折り紙を教えてくれますか？」

・・・え？敷居が高いぞ。切ったり、貼ったりが得意で

折り紙1枚から折るのは正直・・・苦手かも。展開図がまず読めない。

「具体的には？」恐るおそる・・・。

「季節の飾りを折り紙を使って貼ったりして・・・」

「季節柄6月なので・・・紫陽花とか。カタツムリとか？？」

「そうそう！そんな感じで！」と嬉しそうな返事が来ました。

これなら　できるかも。

 

色々と考えてみました。開いて楽しめるような

少し考えながら作れるような・・・

 

紫陽花のポップアップカードです。

見本を持って、打ち合わせに行ってきました。

待ち受けていた4名のご老人たち。

「体験して作りたい」とその場で作り始めました。

その結果、本来は折り紙の四分の一スケールでしたが、

わかりやすいよう持参した、見本の折り紙1枚サイズが作りやすく、

開いた時が豪華に見えることがわかり、このサイズに決定。

 

当日に向け準備をすることに　なりました。

当日「はじめまして」の方がほとんどです

こうやって　繋がりながら　いつかは・・・

友達100人できるかなぁ。

 

 

 

 

 

季節が動き・・・。

車を走らせていたら　田んぼに水が入っていました。

夕方ともあり　アマガエルの鳴き声が　ゲロゲロ　けろけろ。

おぉぉ。こんな季節になりましたね。

 

と・・・言うことは

そろそろ　フクロウの鳴き声が響く季節？

相棒くんと話しをしていると的中！

定番の22時。ホ〜ホ〜　低い声が響きました。

季節はいつの間にか初夏へと動いています。

 

コロナの影響もあってか？自分が鈍くなったのか？

季節がいつの間にか　確実に初夏へと動いていたことに

驚きました。世の中がどんなに騒がしくても

日々が過ぎ　季節が動き　過去へとなっていく。

当然のことだけど。不思議だな・・・

 

 

 

 

違う世界

家で過ごしていると、コロナの影響を感じず

ゆるり　ゆるりと時間が過ぎているように感じます。

・・・ではなく。テレビやネットを広げなければ

いつも通りの日々を送っているのですが。

一歩　買い物へ出かけると1週間前とは違う世の中に驚きます。

 

マスクは　ほとんど着用。手作りマスク5割以上でしょうか。

スーパーはガラガラ。見切り品が山のようにあります。

でも　パスタやホットケーキの粉の棚は完売状態。

店内放送ではマスク着用や、レジの並び方、会計の仕方・・・

ルールを呼びかける声が響きます。

 

行きつけのパン屋さんも

美容院も・・・臨時休業5月6日まで

トイレットペーパーの時でさえも、駆け込まなかったのに

美容院は駆け込みました。ギリギリセーフでした。

「どうして？」と聞くと

「自粛要請・・・大人の事情って感じかな」と。

「このまま休業しないでね」と念を押すと

「気持ちプラスして短くしておきました」って・・・

冗談にならないよ。また開けてよね。

 

病院も、市外に1週間以内に出かけたと答えると

病院の外で待機を、命じられたそうです。

今日はとっても寒空。体調悪化が懸念されます。

先生の病院も・・・厳重体制を敷いていました。

静かで、いつも開けてある中待合室の扉が閉めてありました。

PTくんも申し訳無さそうに

「リハビリ時間を1人15分に短縮が決まりました」と。

私の指に当てるレーザーの時間は長時間が有効かも！と

一生懸命に時間を考えてくれていた途中でもあり・・・

一律15分は、思うところもあるでしょう。

私よりきっと悔しいはず。こんな所にも影響があるんだね。

 

帰宅すると　いつもの生活と空間が待っていて。

外の環境があまりにも異常で、驚きました。

そう言えば、近所のパチンコ屋さんも閉まっていたなぁ。

朝から通っていた　おじちゃん達。家で何しているんだろう。

 

 

 

 

 

ベンリスタ中止

大きな病院へ通院をしてきました。

今日から、主治医が変更になり診断をしてくれた先生に

戻ることになりました。

 

正直・・・

あまり良い印象がないので不安が大きい。

仕事が忙しい時期に診察を受けていた先生で

私は、SLE自体を理解していなく

「診断つけて　それに合う処方を出してもらって

あとは、掛かりつけの先生に薬が切れたら

処方箋を書いてもらえば良い」

そんな感じで考えていました。

 

当然のことながら・・・

先生は一生懸命に考えてくれていたから

「じゃぁ　僕は何をすれば良い？？」

声を荒げた時がありました。

 

今となっては、本当に申し訳ない気持ちです。

しみじみ反省してしまった、今日の診察。

とにかく　よく耳を傾けてくれ、質問に対し色々な角度から答えてくれました。

＊味覚の異常は、メソトレキセートの副作用なので減薬すること

→薬の量が体重比からすると、多く服薬していたことが判明（涙）

＊指の痛みが朝からあるから、現状の量のプレドニンを

朝晩で分けて服薬を試すこと

 

そして　今回の大きな決断

＊ベンリスタを6ヶ月試しても調子がよくない。むしろ悪化

→ベンリスタの中止でしょう！6ヶ月も使用して変化ないなら！

 

ベンリスタ中止になりました。

掛かりつけの先生も、ベンリスタの効果を疑っていたので

誰もが納得の結果だと思います。

症状の悪化・・・これが今回　私が力説したことでした。

仕事で子どもをおんぶしたり、抱っこしたり。

以前と同じ仕事をしているだけなのに、夕方から熱感と腫れが強くなり

翌日から、指の関節や節が痛くなります。

手提げかばんを手に持つのも痛いほど。今回は歯ブラシを持つ指も痛みました。

そして、今日は車の運転もハンドルがしっかり持てず苦労しました。

日常的に支障が出ています。

 

あと・・・

日差しの下で1時間ほど歩くと翌日、かなりの確率で寝込みます。

夏になり、子どもたちと水遊びの季節。

あ・・。もう無理だな。そう思うと切なくなります。

先生も　はっきり

「日差しは悪化させるから。SLEになると体質がそうなるんだよね」

 

もう　戻れないんだな。健康な頃には・・・。

2年前には気にもしなかったのに。

 

先生も30分以上は、私の訴えに耳を傾けながら

「そうだね。困ってるよね。どうしようかな・・・」

次なる手を２つほど提案してくれました。保険外治療になるそうです。

指の痛みが軽減できるなら。そう思うのですが先生も

「ひとまず1ヶ月、様子を見て考えよう」と。

ベンリスタの中止と、プレドニンの飲み方を変えてみたので

その結果を踏まえながら次なる手を考えることにしました。

私も掛かりつけの先生と話し合ってみよう。

 

今回の血液検査は補体値が再び下がり・・・。

赤血球と白血球もその影響でか？食われ減っておりました（笑）

最近、ダルダルなので　やっぱりなぁ。

ベンリスタ・・・活かすことができませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

マスク

友人のお母さんの入院が決まりました。

この時期だから入院が本当に安全なのか？

しかも面会禁止、マスクもない状況・・・・

なかなか前向きな気持ちに、なれない様子です。

 

そんな中、買い物へ行った先でマスクの販売を

目にすることがあります。

それも、洋服店や雑貨店で。夕方　歩いていると

「マスク入荷しました」の張り紙が足元の椅子に貼られ

店内に入るとお客さんも2人ほどで、皆　不思議そうな表情で

マスクを手に取り確かめ購入しています。

『狐につままれる』そんな感じがします。

どんなに見ても中国製で知らないメーカーだけど

確かに使い捨てマスクが入っています。

 

義母さんの家に『あの布マスク』が届きました。

色々な条件を満たしていると、1枚先に届くのか？

ケアマネさんが持参して説明をしてくれたそうです。

義母さん、嬉しそうに

「マスク来たよ！小さいかと思ったら普通のサイズだったよ」

テレビの影響でしょうね。笑ってしまいました。

 

色々な思いのマスク。

本当に必要としている人へ届くと良いのですが。

マスクに限らず・・・

 

 

 

 

悔しいけれど・・・

横浜に実家があったのですが、現在は継母が住むのみ。

実家を出てから、全く連絡を取ることもなく

父が亡くなった時でさえも、連絡がなく

知ったのは、司法書士からの手紙・・・。

何だろう　ワタシの存在って？

 

そんなこともあり。

実家とはもう言えない状況ですが・・・。

コロナの情報を観ていると、実家の近くで集団感染がわかり

「おぉぉ。あの地域で集団感染！」

よく買い物したり散歩をしていた場所が映像で出てきたので

驚いたりもしました。

 

なによりも・・・継母は肺の疾患を抱えているので

気にしないように過ごして来たのですが、

気持ちが　どこか引っかかっていました。

 

でも　やっぱり気になる。気になるなら動こう。

後悔するなら　動こう。

思い切って電話をすると拍子抜けしそうなほど

普通な声で「もしもし・・・」

「あ。コロナ大丈夫なんだ」

安否確認できたから　そのまま切ろうと思ったけど。

それも悔しいので　少しだけ会話をし電話を切りました。

 

悔しいことだらけだけど

後悔するくらいなら　悔しい方がマシ。

気持ちをなだめながら。深呼吸・・・。

 

 

 

いよいよ。

私の住む市でも、スーパーのレジや銀行窓口を

お互いを遮断するかのように、ビニールカーテンで

仕切られるようになりました。

テレビで観たあれが・・・遂に。

この市へはコロナウイルスが、報道上では到達していませんが

この様子を見る限りでは・・・最近の増加傾向を見ると

何やら怪しい雲が漂っているように感じます

 

病院も入り口に大きく

「マスクをして、手指の消毒をしてから入って下さい」と

張り紙がされマスクがなかったら・・・どうするんだろう。

不安にもなりました。

 

先生が診察室に入るまで　仲良し看護師さんと

最近の体調の話しをしていると、偶然にも私と同じ

大きな病院へ通院していることが判明！

しかも、お互い来週が予約日。

「どうする？行く？見送る？？」

不要不急での市外への出入り原則禁止令が出ています。

「不要不急だよね。この通院」

お互い定期検診なので、更に悩みます。

で・・・２人で出した結果は

「キャンセルしよっか」

 

先生にも相談してみると、あっさり

「行ってきなぁ。今のうちだぞ」

返答に困っていると

「コロナ患者の収容指定病院になったからね

今ならまだ患者が居ないから。今のうちだよ

手紙書いておくから、持って行ってね」

おぉぉ。確かに今のうち・・・。

打ち合わせした看護師さんと顔を見合わせ

「よし！行っておこう」

覚悟を決めました。

 

ついに・・・足音がすぐそこまで　近づいて来ています。

逃げも隠れも・・・見えぬ敵に対し手出しもできません。

 

 

 

 

旬のもの

実家で母が料理を作りながら　

「初物を食べると長生きするのよ〜〜」と

野菜を中心に料理をし食卓へ並べてくれました。

これが　我が家のスタイルでもあり

私の食事づくりの源流でもあります。

 

先日、図書館のカフェで一緒になった方から

たけのこを頂きました。朝採りで茹でたて！

料理好きのスタッフが揃っているので

「これは筍ごはんが一番美味しい〜〜」

「そうそう！山椒の若葉が出てるから上に乗せて〜」

美味しい香りのする話しが、広がってきました。

よし！筍ごはんに　しようかなぁ。

 

ところが相棒くんは、初物や旬を食べることに

全くもって興味がありません。ましてや、白ごはんラブ。

味付けご飯は問題外。と豪語するほどです。

テンション　下がります。

食の好みが合わない・・・

これは私にとってかなり辛い。

かなりの割合で互いの好みが合わないので

ホント　辛いし　面白くない。

 

でも　振り切ってつくりました（笑）

私が　食べたいんだもん。

筍ごはん・大根の味噌汁・アサリの酒蒸し・ブリ照り　焼き葱

春らしい食事にしたのに

色が冬景色色（？）青みが足りませんでしたが・・・

筍の香りが口の中で広がって　

「春だよね」と嬉しくて話しかけても

無言。返事なし。の相棒くん。

ホント　面白くないわぁ。

 

あまりに　悔しかったから。

ぼそっと　書いてしまおう。

 

 

愉しんでみる

１週間を通じて、仕事や病院など

行く場所は様々ですが、予定が定着してきました。

マスクが、当然ながら信頼問題的にも必須ですが・・・

場に応じて変えないと、さすがに足りなくなってきました。

病院やお年寄りさんのお仕事は市販のマスクを。

子ども達との仕事や図書館カフェの仕事は

手作りマスクを服装に合わせて、雑貨感覚で

楽しみながら身に付けるようにしてみました。

ネットで立体マスクの型紙を見つけ　久しぶりの針仕事。

完成目安２０分とありますが

慣れるまで完成するまで１枚当たり１時間以上・・・。

しかも、マスク用のゴムが近所のお店には完売。

目的は顔にフィットすれば良いので、

色付きの革ひも風にしてみました。

ゴムは伸びるので２５センチ片方に必要ですが、

紐は伸びないので４０センチの長さで、ほどけるようにし

長さを随時、調整することへ。

 

立体マスクなので、顔半分がすっぽりと覆われ

私が１０代の頃に流行った、バイクに乗った『族』と・・・

呼ばれたお兄さん達風になり（笑）

なんだか面白い風貌になりますが、キリリと引き締め

出かけています。

 

世の中が柄のマスクが増えてきたので・・・

私も　そろそろ柄物を作ってみようかなぁ。

そう思い、病院へ行くと　なんと！

「布マスクを作ってみませんか？」のキャッチフレーズで

布マスクをつけ笑っている先生のポスターを発見。

コロナが流行る前に、マスクをせずに行くと

「マスクしなさいよ〜〜」と注意されることも多く

それならば、柄物のマスクデビューは病院にしようかな？と

心に少しだけ決めて帰ってきました。

 

 

 

 

 

世の中・・・眺めてます

我が家も世の中のアオリを受け・・・

５月まで自宅待機中の相棒くん。

良い点もあり　不自由な点もあり・・・

 

引っ越しして初めて　２人でゆっくり桜を見ることができました。

あ。田舎の風景だよね・・・・

桜並木ではなく大木がド〜〜んと、集落の真ん中で

満開の花を咲かせていたり

山のあちらこちらが　桜色に染まっていたり

ガイドブックを見ると「日本でここだけの桜」があったり。

よく今年は桜を見に行くことができました。

 

なにより精神的に良い点は

体調が悪い時に　頑張って運転しないくても

病院へ運んでくれること・・・かな。

頭痛が最近　多く。リンパも腫れていたり　

さっぱり　しないことが多くあります。

 

そして　この方も

寝ているふりをしつつ　世の中を眺めています。

あ・・・今なら　遊んでもらえる！甘えられる！タイミングを

上手に見計らい　起き出してきます。すごい猫です（笑）

 

そして・・・

生活のリズムが　いまひとつ掴めない私です。

ブログを書くタイミングが　うまく取れず。

更新が　すっかり滞っています。

猫のレイに見習って　うまく世の中を眺め　タイミングを掴みたいものです。