頼もしい！

この島には整備工場が　4件ほどしか　ありません。
ディーラーの整備工場はなく　全て民間。

私の車は　
かなり・・・古い形なので
正直・・・・大丈夫かな？
よい噂を聞かないだけに　心配の種でした。
今のところ　整備工場との相性は
1勝1敗かな？

その整備工場に　
最近　Uターンで戻ってきた整備士さんが　入りました。
丁度　私もオイル交換など　など・・・
気になることがあるので　早速診てもらうことに　しました。

「結構　錆びていたり　扉の中も　留め金が　外れて　穴が開いていましたよ」
など　など・・・お願いしていた部分の　説明をしてくれました。
「穴はどうにか　埋めて・・・錆びた部分は　さび止めを塗っておきましたから」
「あと・・・この部品は　あさっての納品に　なるので　もう一度　来てくださいね」

車を見ると　何ヶ所も丁寧に　錆び止めが塗ってありました。
わぁ～。思いがけず　感激でした。
今までは　頼んでおいた所だけ　やっと見てもらう程度。
でも　まぁ。仕方がないかなぁ。治ったし・・・。
そう思うことも　度々。
今回は　他の部分まで　見てもらえ　本当に感激でした。

思わず
「あと　ここと　ここも　心配なんです」
次々　質問すると
「あ・・・ここは　恐らく　こんな感じで・・・」
やはり　丁寧な答え。
久しぶりに　頼もしい見方ができました。

帰り際　感激のあまり
「では　部品の届く　おとといに　また来ます！」
？？？なんだか　変な感じかも？？？
整備士さんも　くすくす笑いつつ
「では　あさって　ですね」

I Like coffee

たばこを吸わない　代わりなのでしょうか？
気分転換や　落ち着きたい時
食事の後　イライラしている時
頭痛がひどい時も・・・
よく　コーヒーを飲みます。

仕事をしていて　いつでも飲める環境の時は
一日に最低でも　5杯以上は飲んでいました。
でも　不思議と年に１～2回は　飲みたくない時があります。
体が　何かを訴えている時なのかも・・・しれません。

いつも　コーヒーはブラックで・・・
憧れだった　コーヒーを飲むための条件・・・。
それは　ブラックで美味しそうに飲むこと。

はじめて　コーヒーを飲んだ時は
たっぷりの　牛乳と砂糖。
その隣では　ブラックで飲む　両親の姿がありました。
・・・大人って　すごいなぁ・・・・

密に砂糖と　牛乳を減らし・・・
いつの間にか　ブラックで飲めるように。

ある日　久しぶりに両親と食事をした時に
コーヒーに砂糖を入れている姿を見て　びっくり！
お互いに　出た言葉。
「よく　苦いのに　飲めるね～」
「え！甘くしちゃうの？？」
絶叫・・・そして　私は複雑な気持ちでもありました。

先日　美容室で出してくれた　コーヒー。
飲んで　びっくりしました。
本当に美味しい。
甘い香りが　ふっと広がって
体中に幸せな　そんな感覚がしました。

あまり　飲んでいなかった分野の味
・・・フレーバー　コーヒー
ちょっぴり　また　一歩　
コーヒーの世界へ　足を踏み入れてしまった
そんな　感じがしました。

春が近くまで・・・

最近　島では
雨よりも　　曇りや晴れ
寒さよりも　暖かい日が
多くなってきたように　思えます。

朝から　ずっと　ずっと雨だったのに
朝より　ほんのりと　朝陽が出そうな　雰囲気がします。

満月の月が　沈もうとする　反対側では
日の出の準備を　している朝陽の　暖かさを感じます。

月側の空と　日の出側の空
両側から　光が射している風景は
どことなく　不思議な感覚で
でも・・・身震いがするほど　幻想的でもあります。

日の出が早くなり
日の入りも遅くなり
帰りに　海へ寄って散歩をしたい
そんな時期に　なりはじめています。

春先のアーサーも　海で生え始め
きれいな水の周りには
元気な　クレソンが勢いよく　生えています。

もう　そこまで
近くまで　春が来ているのでしょうか。

憧れと 現実と

「日本へは　来ないほうがよい　そう伝えたい」
「ロボットのように　ただ　働かされ・・・」　
朝　ＴＶをつけた途端　そんな声が聞こえてきました。

日本国籍がないことを理由に
東京都の管理職試験の受験を拒否された
韓国籍の都職員女性の方の　判決で
管理職受験拒否は合憲　最高裁が逆転判決
が決まった　後のインタビューの一コマでした。

経過は　全く　わからない私ですが・・・
ふと　この島へ来てから　感じた私の気持ちに
どこか　似ているような　そんな感じがしました。

ただ　ただ　島で過ごす。暮らす・・・
家もあって　お金にも不自由しなくて・・・
そんな環境なら　また　違う印象なのかもしれません。

この島へ来て　島の企業？で働き　ふと　思うのです。
休暇の面にしても　待遇の面にしても
意見を述べた時にしても・・・
明らかな　島の人達との差を　感じるのです。
目には見えないけれど　確実な差を。。。
「どうして？」　「なんで　許されるの？」
そんな　疑問を山のように　感じながら。

ただ　ただ・・・
気持ちを無にして　
ただ　ただ・・・
この島が　好きだから　
生活を　続けたいから・・・
その気持ちだけを　頼りに　
働いているように　思えるのです。

でも・・・それは　
島の人でないから　とか・・・
島の土地柄　とか・・・
そういう　コトでは
ないんだと　思うのです。
　
「育った郷を　離れ　違う土地へ入る」

そういうコトだと　思うのです。
憧れもあり　でも　現実もあり・・・
その現実の中で　もがき　悩むんだと　思うのです。

勝手なジンクス？

私の住んでいる寮は
背中合わせの左右と
お隣さん・・・私の4件で出来ています。

入れ替わりの多い　寮なので
気がつけば　私が一番　古く・・・
寮の歴史も　そこそこ　語れるようになってきました（涙）

ふと・・・あれ？もしや？
そんな　寮の勝手なジンクスの話し。

寮の住人の一人が
犬を飼うことに　なり・・・挨拶にきました。
そう言えば・・・そこに　住んでいた前の人も犬を飼い
その前に　住んでいた人は　ネコを飼っていました。
ペットを　呼ぶ寮なんでしょうか？

寮に新しい人が入ってきました。
何やら　一人ではなく・・・・相棒も一緒の様子。
車が停っていたり　買い物へ来ていたり。
そう言えば・・・前の住人も　引っ越して来た時は
相棒が！！いました！！いましたぁ～～。
寮の前に　バイクが置いてあって。
話し声が　時々して。。。
不思議なことに　続きました。

そして　もう一つの寮は
入れ替わりが多い寮でした。
島へ来たものの・・・あまり　良い思い出もなく
帰って行った住人が多い寮です。
さて　現在の住人は　どんな様子でしょうか。

私の寮は　どんな人が住んでいたのか
知っている人が　もうすでに　いません。
引っ越しして来てすぐだった頃
あまりに　汚くって　臭くって。
ボロボロで・・・毎日　毎日　掃除をしたり
色を塗り替えたりしました。
もうすぐ　3年目を迎えます。
前の住人も　　長く住んでいたのでしょうか？

冬になると　みんなで　鍋を作ったり
誕生日を祝ったり。そんな　仲良しな寮。
ひとり　またひとり　寮から卒業して
また　新しい住人が増え。
また　季節も一巡り。
くりかえし　くりかえし　
こうして　続いていくのでしょうか。

不思議な瞬間

最近　朝　車を運転中に
同じ場所に　差しかかると
急に　眠気が襲ってきます。

眠くて　眠くて
本当に　眠くて・・・
顔は　さすがに　恥ずかしいから・・・
ひざを　叩いてみたり
音楽を大きくして　一緒に歌ってみたり・・・
「眠るな～がんばれ～～」
大絶叫してみたり。
すれ違う車が　殆ど　ないから
まだ良いものの・・・
車の中では　眠気との大バトル。

「あそこで　一休みしようかなぁ・・・」
でも　時間がないし。
でも　体は　すごく休みたがっているし。
どうしたら　良いのか　考えていると
急に　一瞬　記憶がふっと　なくなり
気がつくと　反対車線を超え　木の中へ突っ込みそうになってたり。
「わぁ～～眠っていたのかも」

今日も仕事をしながら
ふっと
記憶に残りそうもないような
アルバイトをしていた時の　些細なことが
急に思い出され。
「そう言えば・・・悔しい思いをしたよなぁ」
その時の　その悔しい感情を　思い出したり。
　
瞬間　瞬間で昔へ行ったり　戻ったり
何なんだろう？一体？

あ～～
また　すごく眠くなってきた・・・。

食べ過ぎには 注意！

最近　ついつい　食べてしまうんです
パンを・・・一度に　4個も5個も。

仕事で焼いていることもあり
試食がてら　買って帰り
帰り道で　まず1個
家でそのまま　勢いで3個・4個

帰り道　他のパン屋さんの味を
偵察しよう・・・そう思い　2個。

近所にできた　手作りパンも　気になるから
ついつい　話をしながら4個。

朝・・・運転しながら
手元にある　パンをパクパク。
40分ほど　運転しているから
時間は　たっぷ～り
パンも　たっぷ～り　お腹へ。

パンの食べすぎが　原因なのか？
パンのイースト菌が　原因なのか？
なぜだか　お腹は　ぱんぱんに　膨らんで。
本当に　本当に　辛い！
お腹が　発酵して　膨らんでいる　
そんな　感じ・・・

だからか・・・
お料理を作っても　味がいまひとつ
わからない・・・
お腹が　膨らんでいるから
これ以上　食べ物が　入らない！
だから　味見もしたくな～～い。

困った　困った・・・
いつか　お腹が膨らみすぎて
空を飛んでしまいそう・・・
案外　ステキかも！

プチ・ホスト？

今日　何の気なしに　お店の中を見ていたら
おばぁと　ばっちり　目が合ってしまいました。

「おねぇ～　ちょっと　見てくれないかなぁ？」
5キロのお米の前で　おばぁが　手を振って待ってました。
「値段　書いてないさぁ。これ　洗わないお米でしょ？」
「あ～～本当だぁ。レジで聞いてみようねぇ」
そう話して　お米を抱えて　レジへ持って行くと
おばぁは　嬉しそうに
「はい　ありがとね。これ　ちょうだい。
いつも　食べてる　お米だよね～～」
レジの人に　話しかけて聞いています。

・・・もしや　おばぁ　最初から　金額わかってた？？
・・・わたし　おばぁの手中に　はまった　わけ？？

おばぁは　いつも　一枚上手で
気がつくと　両手いっぱいに　荷物を持って
レジまで　運んでいる私。

「ねぇね～～」
おばぁが　誰かを呼ぶ声に対して・・・
上手な　スタッフは　上手く　くぐり抜け
下手な　私は　いつも　
「はい　はい　何？おばぁ？」
ナイスキャッチ　してしまうのです。

色々な 食べ物

今の仕事になって
色々な島の食材で　料理する機会が増えました。

「この魚　釣ってきたから　どうにかして　出してね」
そう言って　袋いっぱいに　さよりを持ってきたり

「明日は　ムーチーだから　ムーチーを作ってね」
・・・ムーチーだから　ムーチーを作る？・・・
なぞなぞ　のような　暗号のような　そんな言葉を並べられ
？？が飛び交うこともあります。

比較的　魚が好きな　島の人達は　秋頃から　
「みじゅん　が　食べたいから　捕れたら　持ってきてね」
釣りへ行く人に　よく　声を掛けています。
「みじゅん？？」・・「むじゅん　にも聞こえるよなぁ」
そう思っていたら　昨日　
「はい　唐揚げにしてね」
山盛りに　持ってきました。　大きさは　今回のは小さいらしく・・・
素揚げにすると　小骨まで食べられ　私的には
「？？煮干し？？」そんな　感じ。
でも　あっという間に　完売するんです。
すごい　威力・・・

野菜で　意外だったのは　
クレソンを　付け合わせ以外で　食べること。
クレソンが　ものすごい束になって（白菜ぐらいの　大きさの束）
安く売られています。こんな　沢山の量を　みんな　どうしてるんだ？
いつも　見ながら　思っていた　矢先に
「何か　こしらえてね」
「天ぷらが　一番美味しいよ～　あとね　胡麻和えも美味しいよ」
不思議と　火を通すと苦味がなくて　くせも　なくて。
天ぷらは　面倒くさいから　私は　胡麻和えが　一番おすすめ。
茎も葉も　全部が美味しい！

素材を手にしながら　いつも実験をしている感じで
「どんな　味になるかな？」
そう思いながら　でも　すごく楽しみでもあります。

まだまだ　島の野菜で　紹介したいもの　食べ方
たくさん　たくさん　あります。
意外なものも　あるし　美味しいものも　沢山
また　今度。。。

ヤモリ

この島にも　やはり　生息している爬虫類
ヤモリ・・・家守り　

夜になると　どこからか
「キョキョ・・・」
まるで　鳥が鳴くような声で　出没
でも　
姿は　爬虫類・・・
ミニ型　トカゲ

我が家も　2匹ほど　夜の7時頃
出勤してくる　ヤモリ達。
毎日　同じ時間に　現れるので・・・
出没　と　言うよりも　出勤

ヤモリもトカゲ同様で
尻尾を切り外して　逃げる
トカゲと　違う点は
とっても　動きが鈍い点
なぜか　そんな姿が　すごく　憎らしいほど　可愛い。

以前　
窓を閉めようとしたら
ヤモリが　網戸と窓の隙間へ
入り込んでしまった。
そっと　そっと　ヤモリを追い込みつつ
外へ出したのだが・・・
何を思ったか　窓を閉めた瞬間に　再び入り込み
尻尾を　挟み　そのまま　体だけが　外へ落ちてしまった・・・

「わぁ～～～」
ヤモリも私も　同時に絶叫したに　違いない。

夜7時の度に　尻尾のない　ヤモリを探すが　
出勤拒否か？　一向に姿が見えず。
そして　1週間が過ぎた頃
お尻の先に　細い針金が　ちょこっと　付いた感じの姿になって
再び　我が家へ帰ってきた。

ほ・・・・

もしかしたら
ヤモリ用の保養所で　のんびり　養生していたのかも　しれない
そう　思いながら

再び
ほ・・・