olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

節祭

2008-10-28 10:06:54 | 島のこと
今年最後の祭事になるのでしょうか・・・
「節祭(しちまつり)」が行われました。



あ・・・もうこんな時期か。
そう思わせる 行事でもあります。今年も終わりが近いな。
そんな印象が 私にはあるので。
恐らく 
来年からは コンスタントに見ることが
できないんだろうな。そう思いつつ 見に行きました。

一緒に地域のおばぁも居たので
「ねぇ?あの真ん中で 黒い布を被っているのは
どういう意味があるの??」
そう尋ねると
「私もはっきりとは 知らないけれど
昔 身分の高い人が 祭事に参加したいけれど
参加しているのを隠す為に 被っている
そう聞いたけれどね・・・」
なるほど。


ミルク神へ棒術も奉納したり
口説きも島の言葉なので
意味を聞きたいけれど 懐かしそうに見ているので
そのまま 聞かずに・・・。
最近では 奉納神楽を見たばかり。
同じような 意味合いでも 形や姿が全く違い
日本の文化は広いな・・・。と



そして地域の旗頭が揚がると
なぜか 心惹かれるものが あります。
この色合いが なんだか 惹かれます。
そう言えば 昔読んだ本に 旗や風で旗めく洗濯物を見ると
惹かれる物を感じ・・・調べていくと
前世は戦国時代で旗を挙げ合戦をしていた。
そんな話を読みましたが・・・
私は きっと違うはず。だって 前世は動物のような
そんな感じがするので・・・(笑)
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ヨナグニサン

2008-10-27 11:28:08 | 自然のこと
昨日にも書きました ヨナグニサンの話。
確かに 蛾は私も大苦手な分野です。
でも やっぱり 調べてみると違いますよね・・・
そこで 今回は ヨナグニサン報告です!

・・・苦手な方 ごめんなさい・・・・


まず 大きさです。
隣は 鶏卵。大きさが わかりますよね。
右羽~左羽までの横の長さが(最大横幅)22㎝ありました。
世界最大級の蛾です。頷ける感じがしますよね。

遅ればせながら 自己紹介
ヨナグニサン(与那国蚕)亜種だそうです。
種としてはいくつかの亜種が存在し(中国・台湾・インドネシア)
亜種としては 日本が分布の北限に位置するそうです。
また名前の由来も与那国で最初に発見されたから。
日本では 与那国・西表・石垣に生息しています。
羽化後は 口を持たないため食事が摂れず 短命です。
(カゲロウのようですよね・・・



そして 体幹はフサフサの毛があります。
・・・ここが 蛾みたいですよね・・・
しかし 色の具合でしょうか?奇麗な雰囲気があります。
そう!モスラはこのヨナグニサンがモデル!
なんとなく 雰囲気がわかりますよね。
そして 桃色○の羽が ポイント!
ここが スケルトンになってるんですよ。


裏返すとよくわかります。
これには 驚きました。最初は羽が破けたのか??
驚いたのですが・・・
そして 羽で驚くのは この両の先端にある柄。
どことなく ヘビの柄に見えませんか?
一説には ヘビの柄を見せ敵を威嚇するそうです。
私的には こんなに大きな体。これだけで十分威嚇できると
考えるのですが 自然界は本当 色々あるんでしょうね。

写真を十分撮った後は
野生生物保護センターへ預けました。
天然記念物ですからね。所持するには手続き等が必要です。
でも何よりも 最後の一瞬を見せてくれたヨナグニサン
何かを伝えているように思え
最初は山へ返そうと考えたのですが センターへ何らかの形で
残して欲しいと思い 預けました。

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え??

2008-10-26 12:19:54 | 自然のこと
早朝の仕事
ぼんやりした頭で 鍵を開けようとしたら
窓の下で パタパタしている生き物が。
『???』
『おお~~ヨナグニサン!』
天然記念物の最大級の 蛾でした。
でも 油断は禁物
これに似た シンジュサンという普通の蛾もいます。

ひとまず そのままにして
ネットで検索してから 写真でも。
そう思い 部屋へ。
時間を見計らいつつ ネットで検索。
ふむふむ。シンジュサンにあって ヨナグニサンにない
白いラインか。ここがポイントだね。

さて結果は!
懐中電灯を持ち 恐る恐る照らすと
もの凄い勢いで 蟻が逃げ回っています。
もしや??遅かったかな。
でも よくよく観ると やはり
ヨナグニサン!!6年越しで やっと会えたこの感動♪

写真を撮り 職場の人に話すと
「え?だって 蛾でしょ!!」
「・・・確かに 蛾だけど・・・」
・・・・蛾だよね でも でも 珍しいのに・・・

あ~~この扱いの差はなんでしょ。
あんなに どこにでも居る カメには
みんな喜ぶのに もっと希少性の高い ヨナグニサンには
こんな 悲しい仕打ち・・・。
珍しいんだからね!!知らないよ~~
そう思いつつ シャッターを切る私です。
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国内旅行

2008-10-25 12:35:27 | 自分のこと
今回の旅行でも 実感です。
そして 声を大にして言いたい!
「国内旅行 最高!!」

リュック1つで 出かける私。
ダイビングの旅行・・・島がほとんど。
島と言っても もちろん国内。
よく驚かれるのですが・・・
まだ 国外へ行ったことが ないんです。
そして・・・
国内も 温かい海以外は ほとんど皆無。

それが 今回 ほとんど足を踏み入れたことのない
日本海側。もう最高でした。
人とのふれあいも もちろん
帰ってきてから 神楽のDVDが欲しくて
観光協会や 個人の販売店へ 連絡しても
電話や メールで これまた 温かいふれあいが!
日本語圏内って 本当に ス・テ・キ♪

あ~~放浪の旅へ出たくなりました。
あんなに 学生の頃 面倒だった 修学旅行
同じ地へ 足を向けても きっと面白いはず。
でも 何よりも 国内の地理(世界も・・・)が疎い私には
それ以前に学ぶことも 多々。

彼が ぽろっと
「今回の旅行で 島根県・松江の場所が言えるように
なりましたか???」
そうでした。萩の場所も 松江も 石見銀山も 出雲も
全く 分からない私。良い勉強になりましたよ!
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ため息

2008-10-24 13:58:18 | 自分のこと
仕事をしていて どうしてかねぇ?
そう思うことが 多々。

中途半端に物事をやり
そのまま 次の人へ仕事を引き継ぐ。
だから 渡された側は 中途半端な物を
訂正することから スタート。

あれも これもで イヤになると
当事者は 関係ない素振りで
コソコソ。
だから 余計に 腹が立ってくるのです。

一言 声を掛けるだけで
「はいよ!」
それで 済むことが・・・
コソコソする分 ややこしくなるんです。
仕事の中途半端加減よりも
そのコソコソの方が ずっしりと
気持ちと胃に来るんです・・・

なんででしょうね・・・。
一言が そんなに 面倒なのでしょうか??
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神楽です!

2008-10-23 11:33:50 | 自分のこと
今回の旅の一番の目的
神楽を観に行ってきました。

五穀豊穣を願い 神様へ奉納する舞い
「奉納神楽」
神話を基に舞う 神楽は
夜から始まり 夜通しで舞うことも多々。
演目も1つが30分近くもあり
その中で 衣装が様変わりしたり
顔がどんどん 変化していったり
時には 口から火を吹くものも!!

地域の子ども達も
夜遅いのにも関わらず 神社の境内で
走り回り 好きな演目になると
走り寄り 舞台の袖に座ったり
時には じゃれ合い 舞台へ転がり出てくることも。
でも 誰も止めたりしません
温かいまなざしで しっかり 子ども達を
受け止めている 
そんな場所でも きっと あるのでしょうね。

演目が 始まると
観ている子ども達も 恐る恐る
「鬼が 出るよ!ほら 出た~~~」
ぱっと その場を走り去り
遠巻きに観ながら また近寄り・・・
ちょっぴり 大きな小学生は
「あ~もう 怖くて ダメだ」
そうつぶやきながら 出て来たり。

この暗闇に 響く声と
そして 鬼の面 狐の面 般若のような面
時には 大蛇が暴れ 火を吹く。
この神聖な地だから この話が息づき
そして この場で生きるのだろうな・・・
3時間 息を飲み その場に立ち尽くし
見続けた私でした。
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神在りし月

2008-10-21 14:12:23 | 自分のこと
神在りし月
なんて 素敵な月を選択したんだぁ♪
きっと 出雲神社では 色々な祭事を行って
いるのかな!!

などなど すごく 期待しつつ
ガイドブックを読むと
確かにあります。
神迎祭→神在祭→神等法出祭
お~~ブラボーー♪
で。日にちは・・・??
旧暦!の10月=11月・・・

やっぱり。この島の祭事も全て旧暦
やっぱり。そうだよね・・・がっくり。

そう思いつつ 参拝へ。
でも ここは やっぱり 素晴らしかった!
何が?空間が もう神話の世界。
晴れやかな空に すっと伸びるその屋根は
威厳に満ちていて すばらしかった。

清々しい気持ちで 帰る途中・・・
コンビニへ寄り そして 外へ。
何か よくわからないけれど
思いっきり 空中を舞い そのまま 地面へ
1回転と 半転び。
いわゆる 転びました。大の字になって 地面に!

膝には ポッカリ 穴があき
子どもの膝小僧になっていました。

やっぱり この地は神様が集まって
きっと いたずら好きの 神様が・・・
ちょっぴり ブルー。
隣で 心配しつつ 大爆笑の彼。
あ~~ぁ。旅の恥で 思いでに 残るんだろうなぁ。
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神話の地

2008-10-19 15:06:42 | 自分のこと
ただいま・・・(少し前ですが)

5泊6日 久しぶりに長い旅行へ行きました。
今回は神話の地へ 山陰方面へ

石見に伝わる 神楽を観に行きました。
神話に基づき 舞う姿は 本当に美しく
夜に神社へ奉納する神楽は
この地に 神話が息づいているのが 
はっきりと 伝わってきました。

歩けば 写真のような 道があり
出雲大社へ行けば
その地自体が 別の世界に感じられ
何かを 確実に 感じることができます。

昔の人は この何かを はっきり感じ
そして 神話という形で 表現したのでしょうか?

写真を 少しアップしたいので
日を遡り 紹介して行きたいと思います
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2008-10-01 09:59:13 | 自分のこと
この島へ来てから
「帰省」という旅行はあっても
「旅」という 旅行はありませんでした。

周囲にも そうい人も多く
私が思うには 旅行先で見つけた 憧れの地に
住み着いたから 旅はもう卒業。
そんな 感じかな?と思ったり
一番 現実的な理由は 貯金できない島!
これが 一番の理由でしょうけれど。

ところが 今回 初めて新たなる地へ
旅行へ行くことになりました。
神が在る地。神在り月が存在する地へ。
神話の世界へ・・・どんな地なのでしょうか。

宿泊地を決め
安宿よりも 1泊は 思い切って贅沢宿へ。
そう思いつつ 探すものの 何の贅沢を求めるのか?
そんな原点に戻ってしまいました。
なので 安宿+贅沢宿の差額分で海の幸!
島では 食べれない あんな物 こんな物 あれまでも!
そういう贅沢をしてきましょう。

さぁ。荷物はみんな驚くほど 身軽な私。
ひょいと 寒空 秋空へ 旅立ちましょうか。
あと 1週間後 開始です。
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